COLUMN

SaaS虎の巻。必見のビジネストレンドを習得するための記事3本

今や日常に必要不可欠となったSaaS。身近ではあるものの、ビジネス観点での理解度に自信がある方は意外と少ないのではないでしょうか。高い時価総額を誇る上場企業も増えており、キャリアのチャンスが生まれやすい成長の最中にあるSaaSは、就職活動において見逃せない領域の一つです。本記事では、企業の事例を取り上げながら、SaaSの基礎知識からビジネスモデルの特徴までをお伝えします。

SECTION 1/4

SaaS急成長の秘訣は顧客との関係性にあり

皆さんの日々の生活が、AmazonやNetflixにより大きく変化したように、BtoBの世界でもSaaSが大きな商流の変化をもたらしています。SaaSは今後も間違いなく伸びる領域であり、すべての業界に影響を与えうる可能性を持っています。

SaaSがこれほどまでに成長している理由は、顧客との向き合い方にあります。企業にとってサービスを使い続けてもらうことが利益最大化につながる仕組みになっているため、いかに顧客とwin-winな関係性を築けるかが肝になるのです。

では、企業はどのように顧客の成功を後押しし、関係を構築していくのでしょうか。こちらの記事では、多くの企業に共通する"業務"に着目した「ホリゾンタル(水平型)SaaS」のSansanと、特定の"業界"に特化した「バーティカル(垂直型)SaaS」であるHameeの2社を取り上げ、各社がどのように顧客との関係性を築き、市場シェアを獲得してきたのかを解説します。

「【SaaS業界解説】事例から学ぶ、基礎知識とトレンド」を読む

SECTION 2/4

競合ひしめく領域を勝ち抜く事業戦略

前章では、SaaSにおいて顧客との関係構築が重要であることに言及しました。次は、良好な関係構築に成功した企業の事業戦略に注目してみましょう。

Chatworkは、ビジネスチャット領域でマイクロソフトをも凌ぐ成果を出している少数精鋭企業です。

成功の鍵は、定石の逆を行く事業戦略にありました。競合他社と異なるポジショニングを取り、顧客への提供価値をニーズに適した形で伸ばすことで、日本国内で利用者数NO.1のシェアを獲得しています。

Chatworkが独自のポジショニングを取るに至るまでには、どのような経緯があったのでしょうか。

こちらの記事では、同社の事業戦略における考え方を、代表とCSOから伺いました。取引先への紹介が生まれやすい中小企業マーケットの特性を活用し、課題解決とDX推進に取り組むサービス設計について、詳しくご紹介します。

「大手外資を凌ぐSaaSベンチャーが語る「事業戦略の思考法」」を読む

SECTION 3/4

知識集約型モデルが生んだ新しい組織構造

ここまではSaaS企業と顧客との関わり方について見てきましたが、観点を変えて、SaaS企業の組織構造にも目を向けてみましょう。

時を遡って高度経済成長期の日本。当時は、「画一的で管理型」の組織構造をとり、大量生産が可能な労働集約型のビジネスモデルをつくることが企業の勝ちパターンでした。一方で、労働人口や為替など日本経済を取り巻くマクロ環境が大きく変化した現在の場合は、どのような組織構造が成功をもたらしうるのでしょうか。

国内SaaS領域で時価総額トップ10に入る成長企業HENNGE(へんげ)は、従来と異なった「多様性を受け入れる信頼型」の組織構造をしています。現代のマクロ環境に適応しながらも、イノベーションの土壌を生み出す、新しい組織のあり方です。

実は、HENNGEは二度の倒産危機を乗り越えてきた企業でもあります。こちらの記事では、新たな組織構造への変革までの道のりを、同社の小椋社長から伺いました。

「「教科書通りでは通用しなかった」急成長SaaSの代表が語る、IT業界で求められるマインドセット」を読む

SECTION 4/4

成長領域でキャリアの追い風に乗る

今回はSaaSの理解度を深める記事をご紹介してきました。

記事で取り上げた4社は、どの企業も近年マザーズ・東証一部に上場していますが、ここ数年のSaaS領域の上場企業には興味深い傾向が表れています。赤字であるにも関わらず高い時価総額で上場を果たす企業が増えているという点です。つまり、市場の成長率の高さ、粗利率の高いストック型の収益構造も含めて、SaaSの将来性が投資家からも高い評価を受けているのです。

このように、成長を続けるSaaS領域は、新規事業創出・事業拡大によりキャリアのチャンスが増えていく環境です。キャリアの可能性を切り開いていきたいなら、社会動向とその背景からビジネストレンドを紐解き、活用していきましょう。

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