COLUMN

2021年人気記事TOP5!コロナ禍、最も注目を集めたのは…?

新型コロナウイルス禍でオンライン就活が急速に浸透してきた2021年。昨年もたくさんの方々にGoodfind Collegeの記事を読んでいただきました。皆さんが真剣に自分のキャリアと向き合うタイミングに、少しでもお役に立てていたなら大変嬉しく思います。今年も、どうぞよろしくお願いいたします。

今回は2021年に公開された39本の記事の中から、最も読まれた上位5記事を概略とともにご紹介します。既に読んだ方は復習として、まだの方は新たなインプットとして、2022年のスタートダッシュにぜひお役立てください。

SECTION 1/6

5位:総合商社のイメージをアップデートせよ

総合商社のイメージをアップデートせよ。業界のビジネスモデル変革を先駆ける伊藤忠商事の挑戦

第5位は、総合商社が直面する課題や、これからの商社パーソンに求められる人物像について紐解いた記事でした。

華やか、グローバル、安泰――。こうしたイメージから総合商社を志望している学生は多いでしょう。しかし、もしこのイメージだけを持って商社に就職しようとしているのであれば、マインドセットを変える必要があるかもしれません。

実は現在、急速なデジタル化の進展によって、総合商社は大きな変革を迫られています。商社のライバルが商社ではなくなる時代、AmazonのようなITプラットフォーマーとどう戦っていくのか、その戦略が求められているのです。

当記事では、伊藤忠商事でデジタル戦略に携わる中元寛氏に、これからの時代に対応した新たな商社ビジネスの形についてお話を伺っています。また、同社で人事・総務部長を務める浦島宣哉氏には、今後商社が求める人物像の3つの要素を教えていただきました。総合商社を選択肢に入れている学生必見の記事です。

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SECTION 2/6

4位:大手外資を凌ぐSaaSベンチャーが語る「事業戦略の思考法」

大手外資を凌ぐSaaSベンチャーが語る「事業戦略の思考法」

第4位は、ビジネスチャットを手掛けるChatworkに、これからの時代に競争優位を築くための戦略を聞いた記事でした。

インターネットを通じて様々なモノやサービスを低コストで生み出すことができるようになった現代社会においては、資本力や社員数以上に、アイデアや戦略、すなわち優れた知的生産こそが競争優位性となります。

それを象徴するような好例がChatworkです。同社は従業員数は165名ほどであるにも関わらず、戦略を武器にMicrosoftなどの巨大IT企業とも戦う日本発のベンチャー企業です。ビジネスチャット領域で国内利用者数NO.1※1を獲得した実績があります。

当記事では、同社代表取締役CEOの山本正喜氏と、執行役員CSO兼ビジネス本部長を務める福田升二氏に、同社はどんな戦略で巨大企業に勝ち得たのかや、優れた戦略を生み出す人材になるためにはどうするべきなのか、お話を伺っています。「業界」や「会社規模」に比べて顕在化しにくい「戦略の質」を見る目を養うことで、企業研究を深めてみてください。

※1 Nielsen NetView および Nielsen Mobile NetView 2020年6月度調べ月次利用者(MAU:Monthly Active User)調査。調査対象44サービスはChatwork株式会社にて選定。

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SECTION 3/6

3位:大企業でありながらスタートアップ的な企業はどこか?

大企業でありながらスタートアップ的な企業はどこか?時代を超えてイノベーションを起こし続ける秘訣

第3位は、ソニーがイノベーションを起こし続けられる秘訣に着目した記事でした。

皆さんの中には「大企業はイノベーションが苦手」というイメージを持っている方もいるでしょう。確かに、時間とともに成熟して、大企業病と呼ばれる制度疲労を起こしていく会社は数多くあります。

しかしソニーは創業から75年経った現在でも、テクノロジーとクリエイティビティを武器に革新的な挑戦を続けている世界的大企業です。ボストンコンサルティンググループ(BCG)が2020年に発表した「イノベーション企業ランキング」※2では、日本企業として唯一、トップ10にランクインしました。

当記事では、Goodfind代表の伊藤豊が、同社の歴史と多様な事業群、そして人材開発を紐解き、革新を続ける大企業の秘密を探ります。日本を引っ張るトップ企業の構造と思考法を学ぶことで、企業をより深く読み解くための新たな視点が得られるはずです。

※2 BCGによるイノベーションに関する調査レポート「The Most Innovative Companies 2020: The Serial Innovation Imperative」に掲載。

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SECTION 4/6

2位:ドワンゴ川上量生氏が語る、優秀な学生が社会で優秀でなくなる構造

ドワンゴ川上量生氏が語る、優秀な学生が社会で優秀でなくなる構造

第2位は、ドワンゴ顧問の川上量生氏へのインタビュー記事でした。

ドワンゴの創業者であり、動画サービス「ニコニコ動画」を始め、通信ゲーム、着メロ、教育など数々の事業を手掛けてきた川上氏は「自分を優秀だと思っている高学歴の学生ほど、社会での成功には不利な“クセ”を持つ傾向にある」として、高学歴の人が持ちがちな3つの“クセ”を教えてくれました。そのうちの一つは「好んで競争してしまうこと」だといいます。これまで受験などあらゆる競争で勝ち抜いてきた経験から「自分は勝てる」と思っているため、競争を避ける重要性を理解できていないのです。

「川上:そうしたエリートの人たちは、行動パターンが大抵同じです。人気の大学に行くのと同じ感覚で、就職活動では人気の業種や業界を選び、起業する際には流行りのテーマを選ぶ。そして競争して苦労をするんです。」(記事より抜粋)

こうした“クセ”の他にも、社会で成功する人の思考法や、新規事業立ち上げの秘訣などについて、同氏が手掛けている教育ビジネス、角川ドワンゴ学園N高等学校を例に掘り下げています。就活時はもちろん、社会に出た後にも役立つ学びがたくさんある記事です。

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SECTION 5/6

1位:外資コンサル志望の東大生が気づいた「合理的でないもの」の価値とは

外資コンサル志望の東大生が気づいた「合理的でないもの」の価値とは

最も読まれた記事は、東大理系院生として戦略コンサルティングファームなどを見ていた、元Goodfindユーザーへのインタビューでした。

「社会の構造を知った上で、どの立場からキャリアを始めるかを見極めよう」と考え、外資戦略コンサル、外資メーカーのマーケ職、日系メーカーの経営企画職、財閥系大手ディベロッパーや経済産業省など、様々な業界・企業のインターンに参加していた藤長郁夫さん。ある戦略コンサルのインターンで気づいたのは「自分は頭のキレる合理主義者になりたいわけではない」ということでした。

というのも、合理性のみを追求する人材は同じような解を導きやすく、同質化する嫌いがあるからです。そんな藤長さんが惹かれたのは「抽象と具象を行き来する」という、藤長さんにとっての哲学を追求できるJT(日本たばこ産業)という環境でした。

「頭が良いこと自体が価値である」「きれいに整理してケースを解けることが優秀さだ」といった考え方に一石を投じる当記事。「優秀さ」に対する認識を見直し、自分らしく働く環境を選択するためのヒントを探ってみましょう。

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SECTION 6/6

ランキングを振り返って、いま編集長が思うこと

伊藤忠商事のライバルは商社ではなくなっていく、社員数165名のITベンチャーが外資IT企業と互角に張り合っている、創業75年のソニーは日本企業で唯一イノベーションランキングでトップ10入りしている……。

今回ご紹介した記事の内容はどれも、皆さんにとって意外なものだったのではないでしょうか。世の中には知られていない事実がたくさんあり、編集部の私たちも含め、いかにバイアス(偏り)がかかった見方をしているかがよく分かりました。

コロナ禍でオンラインセミナーが当たり前になった昨今、移動がなくなり便利になった一方で、従来あったはずの偶然の出会いやつながりは、もしかしたら薄れてしまっているかもしれません。

その偶然による発見がなくなり、バイアスを取り除くような新たな視点を得る機会が減少しているとも言えるこの時代。Goodfind Collegeでは、皆さんにとって新たな視点の獲得につながる知識や出会いを提供したいと思います。2022年も一緒にたくさんの発見をして、一緒に成長していきましょう。

(注)本記事に記載されている内容は各記事が公開された当時の情報であり、現在の状況とは異なる可能性があります。

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