COLUMN

東大出身経営者から学ぶ、良いキャリアとは?

東大生のみなさんは、これまでの努力で培ったスキルや自らのポテンシャルを最大限活かし、社会の期待に応えられるような良いキャリアを築きたいと考えているのではないでしょうか。多様な選択肢の中からどう正解を選べば良いか、キャリア選びに失敗して周囲から遅れをとらないか、疑問や不安は尽きないことでしょう。そこで今回は、経営者やトップビジネスパーソンの記事を数多く掲載しているGoodfind Magazineから、4名の東大出身経営者を紹介します。先輩たちが何を考え、どのようにキャリアを形作っていったのかを参考に、良いキャリアとは何かを探っていきましょう。

SECTION 1/5

挑戦する勇気が欲しい人へ

最初に紹介するのは、ライフネット生命保険の岩瀬大輔氏。司法試験に合格するも弁護士にならず、MBA取得後に全く知識のなかった生命保険領域でゼロから事業を立ち上げました。

この経歴を聞くと、せっかく得た知識やスキルを最大限活かせていないのでは、という疑問が生じます。

しかし岩瀬氏本人は、周囲に流されず直感的に下してきた自らの決断に後悔しておらず、むしろ自分の価値基準に沿って考え、挑戦のために前向きにキャリアを選んだからこそ、予期せぬ出来事をチャンスに変えることができたと言います。

この記事を通して、岩瀬氏がどのような意思決定をして、キャリアを歩んできたかを知り、就職活動で大事にすべきことは何かを考えてみましょう。皆さんが生きていく上で、譲れないものは何ですか。

「人生とは、大陸を “鉄道で” 横断する旅である。」を読む(Goodfind Magazineページへ遷移します)

SECTION 2/5

やりたいことが見つからない人へ

2人目に取り上げるのはビザスクの端羽英子氏。ゴールドマン・サックス、日本ロレアル、MITにてMBAを取得し、ユニゾン・キャピタルを経て、同社を創業しました。

同氏が起業に至ったきっかけは、出産のために仕事をやめた自身の経験です。その時に直面した「働き続けるためには何が必要なのか」という問いと、日本国内の労働人口減少という社会課題が重なり、取り組むべきテーマを見つけました。

また端羽氏は、市場価値という視点だけに捉われるのではなく、ぜひ今一番面白いと感じていることに飛び込んでみて欲しいと言います。もしかしたら皆さんがこれまでに直面した壁や、今一番面白いと思っているものの中に、真に実現したいキャリアのヒントが隠されているかもしれません。

こちらの記事を読んで、自らの経験と解決したい社会課題との繋がりを探すヒントを見つけてみてはいかがでしょうか。

「「知見と、挑戦をつなぐ」独自のデータベースから広がるビジネスの新たな可能性」を読む(Goodfind Magazineページへ遷移します)

SECTION 3/5

インパクトの大きい仕事をしたい人へ

3人目は、ナイルの高橋飛翔氏。世の中に残るものを作りたいという想いから、大学在学中に事業を起こしました。

デジタルマーケティングを強みとする同社が新たに挑んだモビリティ領域は、これまで巨大資本を有する企業が圧倒的に有利な状況でした。しかし、”CASE“(Connected・Autonomous・Shared・Electric)という4つの革新に伴い、産業構造の変化と成長が見込まれており、近年は様々なプレイヤーが参入しています。

高橋氏は、大企業や行政ではなくても、巨大産業における社会変革を促すことができ、革新を起こす側として業界の次の100年を創ることに大きなやりがいを感じると言います。

就職活動において、同じような構造にある業界や企業に挑戦の機会を求めてみると、マーケットの拡大がキャリアを後押ししてくれるかもしれません。こちらの記事から、変化を生み出す側になるための視点を読み解きましょう。

「デジタルマーケティングを駆使して、社会に根付く仕組みを作る事業家集団」を読む(Goodfind Magazineページへ遷移します)

SECTION 4/5

これからの時代に適したキャリアを考えたい人へ

最後に紹介するのは、リブ・コンサルティングの関厳氏です。新卒で大手経営コンサルティング会社に入社し、最年少で取締役に就任。未来を創る会社を支えることで世の中に変化をもたらしたいという想いから、同社を立ち上げました。

コンサルファーム出身者の活躍事例を耳にすることは多いですが、関氏は盲目的に先人のキャリアを真似るのではなく、自分が目指す方向性を明確にした上で企業を選ぶべきだと言います。

当時と現在では世の中の状況も大きく異なっており、コンサルティングの裾野が広がる中で、取り組むべき課題や求められる人材像が変わってきているからです。

リブ・コンサルティングが得意とする中堅・ベンチャー領域では、顧客である経営者と同じ目線と責任を共有しながら、戦略設計と実行支援を推進することを求められるため、成長領域での経営感覚を身につけることができる環境だと言います。

みなさんは、誰にどのような価値を提供しながら、どのような力を身に着けていきたいですか。こちらの記事から、業界動向とキャリアとの関連性について学びましょう。

「市場との対話の数がコンサルタントの価値を決める 新時代のコンサルティングとキャリアの本質」を読む(Goodfind Magazineページへ遷移します)

SECTION 5/5

予想外の出来事をチャンスに変える

ある大学教授の理論によれば、キャリアの8割は予想しない出来事によって決定されると言われます。実際に、今回紹介した4名も、キャリアを歩む中での出会いや経験から、自己実現欲求や社会貢献欲求を見出し、意思決定をしていました。自分自身に起きる予想しない出来事も、社会や業界の変化も、キャリアに影響を与えます。

良いキャリアの定義も時代に大きく影響されますが、どの時代にも普遍的に言える一つの答えが岩瀬氏の言葉の中にありました。「人生において大切なのは、何かを早く達成することではなく、その過程を愉しむこと」だということです。周囲に評価される良いキャリアよりも、自らが納得でき愉しめるキャリアを目指すべきでしょう。

就職活動においても、その過程で何を考えて行動したかが重要であり、自らと向き合い考え抜きながら、予想外の出来事や変化を前向きに捉えられれば、大切にしたい自己実現、課題解決への想いが自ずと見えてくるはずです。

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