INTERVIEW

【Speee代表×Goodfind代表】令和時代に活躍するための企業選びとキャリアづくり

皆さんは、何を軸に企業を選ぼうとしていますか? 将来性、グローバル、成長環境など様々な答えがあると思いますが、様々な思考が絡み合い、なかなか定まらない人も多いのではないでしょうか。本記事では、Speee代表の大塚英樹氏とGoodfind代表の伊藤が、未来をたくましく生き抜くためのキャリア観とVUCA時代を勝ち残れる企業の特徴を語ります。企業選びの軸やキャリア形成に漠然とした不安を感じている方は、是非読んでみてください。

SPONSORED BY 株式会社Speee

話し手

大塚 英樹

大塚 英樹

株式会社Speee 代表取締役

伊藤 豊

伊藤 豊

スローガン株式会社 代表取締役社長

SECTION 1/5

ベンチャー代表2人が語る、企業選びのポイント

左:Speee代表 大塚氏、右:Goodfind代表 伊藤

大塚 英樹(おおつか・ひでき)

株式会社Speee 代表取締役

1985年、埼玉県生まれ。メディア関連事業の会社を創業し、2011年に譲渡。同年、25歳で株式会社Speee代表取締役に就任。2015年にAERAの「日本を突破する100人」に選出。

Speeeは「デロイト トウシュ トーマツ 日本テクノロジー Fast50」7年連続成長企業上位ランクイン。Great Place to Work® Institute Japanが実施する「働きがいのある会社」ランキング上位連続受賞などがある。2020年7月、東証JASDAQ(スタンダード)上場。

伊藤 豊(いとう・ゆたか)

スローガン株式会社 代表取締役社長/Goodfind代表

東京大学卒業後、2000年に日本アイ・ビー・エム株式会社に入社。システムエンジニアの経験の後、関連会社での新規事業企画・プロダクトマネジャーを経て、本社でのマーケティング業務に従事。2005年にスローガン株式会社を設立し、2006年よりGoodfindの運営を開始。人を軸にしたエコシステムを構成する事業グループをコンセプトに、イノベーション領域のHR関連事業を行う。

伊藤:Goodfindで学生と接する中で、どのように企業を選ぶべきなのかわからないという声をしばしば耳にします。多様な選択肢があり、世の中の不確実性が高い現代において、キャリアを考える難易度は確かに高まっているように感じますが、大塚さんはどのようにお考えでしょうか?

大塚:現代のキャリア形成において重要なのは、変化の激しい環境でも自らの存在感を示し、物事に付加価値を付けられる存在になることです。そしてそのようなスキルを身につけるためには、わかりやすい正解が存在しない中でも、フットワーク軽く様々なことを試しながら正解を探していく仕事の方法を覚えることが、近道になると考えています。

伊藤:「大企業かベンチャー企業か」といった、事業と組織の規模・知名度だけを基準に企業やキャリアを選ぼうとする学生の方もいますが、「付加価値を付けられる人間になれる環境かどうか」を重視すべきということですね。

大塚:そうですね。また「大企業かベンチャー企業か」という話についてですが、私は「ベンチャー企業」を「規模の小さい新興企業」ではなく、「スケーラビリティの高い企業」だと定義しています。スケーラビリティは直訳すると拡張性という意味を持つ言葉ですが、世の中の動きに柔軟に対応して短期間で大きな変化を出せる企業こそが、ベンチャー企業であるということです。

変化を生み出すベンチャー企業では、自ら正解を探して物事に付加価値を付ける経験を積めるので、変化する時代にフィットした選択肢になってきていると思います。

したがって、もしベンチャー企業に対して「身を粉にして燃え尽きるような働き方をしている」といった何となくの印象を抱き、中身を知ることもなく選択肢から外してしまっている人がいるとしたら、とてももったいないことだと思いますね。

伊藤:ベンチャー企業と一口にいっても、メガ・ミドル・アーリーと呼び分けられているように歴史や規模にも幅がありますし、上場して高い時価総額をつける企業も出てきました。ベンチャー企業を取り巻く環境はここ5年10年で大きく変わっていますよね。

SECTION 2/5

変化を生み出すエンジンは誰が持っているのか?

伊藤:大塚さんが定義されているような「ベンチャー企業」を選ぶキャリアメリットは確実にある一方で、世の中に与えられるインパクトの大きさを考えると、やはり日本の主役は大企業なのではないか? という考えを持っている方もいるでしょう。

また、貴社は様々な企業のDX推進に貢献されていますが、スケーラビリティの重要性を理解し、変わろうとしている大企業も増えているように感じます。

大塚:もちろん、ほとんどの企業が、変化することの重要性を理解しています。ただ、最近流行しているDXも、すべての企業が自らの力で仕掛けられているわけではありません。特に、自ら変化を起こすことが難しい伝統的な大企業は、DXを推進でき、変化率を上げられる企業と組みながら、変わろうとしています。

大企業は、確かに現状大きなインパクトは出せているのかもしれませんが、既存事業の成長が頭打ちになるなど、思うように拡大ができなくなっているケースも多いです。もう一度大企業が大企業らしいインパクトを出せるように、ベンチャー企業がテクノロジーや、テクノロジーに長けたデジタル人材、またはベンチャー企業らしいフットワークの軽さを活かして変化を支援するという動きが起きているのが実態といえるでしょう。

当社は大企業のDXコンサルティングを行う傍ら、なかなかデジタルが浸透していない産業において、データやテクノロジーを活用しながら直接コンシューマー向けのサービスを提供し、DXを推進していく事業を展開しています。

社会の変化率を大きくするためのエンジンが、当社のようなスケーラビリティの高い企業にあることを考えると、ベンチャー企業が社会に与えるインパクトは決して小さくないでしょう。実際に、コンサルティングと事業開発の両面で、大企業には出せないインパクトを出せているという自負を持てています。

SECTION 3/5

変化できる企業の見極め方

伊藤:スケーラビリティの高い企業を選ぶことで、自らのキャリアを「変化を仕掛ける側」に置くことには大きな意義がありますよね。実際、2000年以降に学校を卒業した起業家では、大企業出身者よりも、中小・ベンチャー企業出身者のほうが多いというデータがあります。

また、例えばサイバーエージェントの藤田氏、グリーの田中氏やDeNAの南場氏は、有名大企業の出身ではありますが、彼らは各社が従業員数100人以下の無名ベンチャーだった時代を経験しています。このようなデータを見ても、やはり変化の激しい組織に身を置いた人材が活躍していると言えそうです。

※Goodfind調べ

ただ、学生の皆さんが志望企業のスケーラビリティの高さを見極めるのは至難の業だと思います。大塚さんは、どのような点を見るべきだと考えますか?

大塚:ポイントは2つあると思います。1つ目は、自前で事業開発ができるのかどうか、という点です。現代の事業開発の主流は、どのようにすれば自分たちの構想を社会に実装できるのか、という命題に対して小さく実験を繰り返し、スモールサクセスを積み上げながら作っていく、アジャイル※1なものになってきています。

自分たちで事業開発ができる企業に属することで、アジャイルな組織文化の中で、変化を前提として適応と攻略を行う仕事のやり方を身につけることができるでしょう。

2つ目は、テクノロジーを軸にしていることです。ヒトの工夫によって高められる生産性はせいぜい数倍程度ですが、テクノロジーを用いることで高められる生産性は100倍、1000倍にもなり、比べ物にならないほど高いポテンシャルを持っています。したがってテクノロジーを軸にしている企業には、より大きな変化を生み出せる可能性が高いのです。

伊藤:年齢に関係なく若い人材に裁量を与える組織かどうかも、重要なポイントですよね。

シニアな世代だけが大事な仕事をやっていて、若い世代はとりあえず雑用から入りなさいというような組織構造の企業は変化しにくいですし、変化を軽視していると言えるのではないでしょうか。

変化が起きないことに対して危機感があれば、発想豊かでエネルギーのある若い人材に権限移譲をしていくカルチャーができるのが自然です。若い人材の獲得に意欲的であり、きちんと仕事を任せている組織なのかどうかが表れるポイントとして、社員や経営幹部の平均年齢は見ておきたいですね。

※1 アジャイル:もともとは素早い、俊敏なという意味の言葉。小さい単位で実装とテストを繰り返し、途中の変化にも対応しながらモノを作り上げていく開発手法のことを指す。

SECTION 4/5

アジャイル的な企業で身につく圧倒的スピード

伊藤:Speeeは、変化のスピードが速く、時代に即したアジャイル的な考え方を持つ象徴的な企業だと思っていますが、そういった企業に新卒入社することのメリットはどのようなものがあると考えていますか。

大塚:まず、新卒から今後の世の中に求められる仕事の速さとスピード感を身につけられることは大きなメリットだと思います。

当社では毎月、中途入社の方々からの質問に私が答えるような時間を設けています。そこでは皆さん口を揃えて「Speeeのスピードについていけるか不安です」という話をするんですね。以前はその質問をそのまま文字通り受け止めていて「大丈夫です。慣れますよ。」といった支援をする形での回答をしていたのですが、よくよく考えると、「ん?待てよ」と思うようになりました。

我々IT産業のプレイヤーの存在意義の1つは、変化の進まない他の企業・業界の変化速度を上げることです。そもそもの基礎スピードの圧倒的な差分そのものに存在価値があるわけです。そう考えると、他の市場や業界から来た人がスピードについていけるか不安だと思うのは当然であり、むしろ「スピード感がちょうど良いです」と言われたら終わりだなと思うようになりました。新卒で入社した企業における仕事のスピード感は、その後のキャリアに大きな影響を与えるのだと感じますね。

また、当社のように成長率の高い企業は、コロナによって加速されたDX時代の追い風を受けられており、そういった企業に入ることで、能力や努力が同じであってもキャリアの最高到達点をより高い位置に持っていきやすくなります。

そして何より、密度の濃い経験をし、その時々の状況に適応し攻略する力が身についていくのがベンチャー企業らしい、最大のメリットだと考えています。

SECTION 5/5

「未来を引きよせる」経験を積もう

伊藤:最後に学生の皆さんにお伝えしたいのは、世の中に溢れている情報や通説を適切に疑い、正しいかどうか見定められるような知性を働かせて欲しいということです。

例えば、大企業からベンチャー企業には行けるがベンチャー企業から大企業には行けない、新卒で入った企業で生涯年収が決まる、というような過去の通説は、社会が変わった今でも根強く残っています。

これらを信じることは、例えるなら私の親世代が資産を増やすには銀行に貯金しなさいと言っていたことを、金利が下がった今でも信じ続けているようなものです。きちんと勉強をしていれば、こうした古い通説が誤っていることに気付けるでしょう。私の親の時代には、確かにそれで一生安泰だったのですが、今ではまったく通用しないということは自明です。

就活生の皆さんには、こうした古い通説に振り回されることなくキャリアを選んでほしいと願っています。

大塚:私からは、「未来」についての考え方をお伝えさせてください。

就活をしていると、「未来」に対して漠然とした不安を覚える人も多いのではないでしょうか。

これまでの学生生活では何となく先の予定が決まっていて、計画を立てることは容易だったかもしれません。しかし、皆さんが今立ち向かおうとしている、変化が激しくシミュレーションできない「未来」に対しては、あえて計画しようとしないほうが豊かな経験が積めることも多くあります。

例えば、高い変化率を生み出せるベンチャー企業で事業開発に取り組んでいくことは、未来という漠然としたものを、確かなものにして今に引きよせるような仕事です。言い換えれば、漠然とした未来という不安を「どうやって最短で”現在”にしていくのか?」という思考を通じて、楽しみに変える力とも言えます。不確実な時代と言われる現代ですが、不確実性を避けるのではなく、あえて正対しながら手懐けていくことで、不確実性を楽しみに変える仕事術を身につけてほしいと思います。

そうやって、未来を自らの手で手繰り寄せていきたいと感じた方は、是非当社の門を叩いてみてください。皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。

編集:

注目企業