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【就活×ニュース】ChatGPT、大学生活や仕事にどう影響?

就職面接で「最近の気になるニュースは?」と聞かれたら何と答えますか?【今週の就活×ニュース】では、学生の皆さんに知ってほしいニュースを厳選してお届けします。 就職面接や将来の意思決定に必要な情報収集の習慣化にご活用ください。

SECTION 1/3

ChatGPT、大学生活や仕事にどう影響?

問題:ChatGPTの月間アクティブユーザー数は?(2023年1月時点)

 (1)100万人超

 (2)1,000万人超

 (3)1億人超

 (4)10億人超

最近テレビやSNSでよく聞く「ChatGPT」という言葉。もうご存じの方も多いのではないでしょうか。米国の新興企業「オープンAI」が開発し、昨年11月に公開された対話型AIサービスです。

インターネット上のデータを学習し、ユーザーの質問に対して、人が書いたような自然な文章を返してくれるのが特徴です。この技術の活用により、業務効率化などが期待されていますが、懸念の声もあり、さまざまな現場で対応が迫られています。

岸田文雄首相は4月10日、ChatGPTを開発したオープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)と首相官邸で面会しました。日本経済新聞によると、アルトマン氏は面会後、記者団に「この技術が応用されていることは素晴らしく、将来についても話した」と話していたそうです。加えて、「技術のプラス面や、マイナス面をどう軽減していくかについて話した」と述べています。

プラス面はご存じの通りですが、不適切なデータ収集がないかという懸念や「作文などの課題がAI任せになる」という声もネット上で挙がっています。

SECTION 2/3

あなたならどのように活用?

大学生活を振り返ると、講義レポートや卒業論文など文章を書く機会がたくさんありました。教育現場ではどのような対応をされるのでしょうか。東京大学では、技術発展に対し、傍観や拒絶ではなく、積極的な態度を取るよう呼び掛けています。ただ、成績評価では、レポートや論文だけでなく、対面審査や筆記試験と組み合わせる必要が生じ得るとしています。

上智大学では、成績評価に関するレポートや小論文などへのChatGPTの使用について、「本人が作成したものではないので、使用を認めない」とし、教員の許可なく使うことを禁止しています。 皆さんは学習や研究で、ChatGPTをどのように活用したいですか?

一方、働く現場では業務効率化に向け、活用を前向きに考える動きも。

西村経済産業相は4月11日、国会答弁の作成などで活用を検討する考えを示しました。「機密情報の取り扱いなどの懸念が解消された場合には、国家公務員の業務負担軽減のために活用する可能性を追及したい」と話しています。

3月末に人事院がまとめた2021年度の中央省庁の国会対応業務に関する調査報告によると、超過勤務の状況は前年度から変わっていないと回答した人が多く、改善したと答えた人は少なかったようです。官公庁をはじめ、業務効率化はどのような職場でも取り組まなければいけない課題ですよね。

SECTION 3/3

「100年後の就活」聞いてみた

さて、百聞は一見にしかず。実際に筆者も使ってみました。1分程で登録が完了し、すぐに使用できました。今回は「100年後の就活はどうなっているの?」と聞いてみました。

100年後の就活については、現在の社会情勢や技術の進歩などの変化によって、様々な予想がされています。以下に、一例を挙げてみます。

VR/AR技術を活用したリモート面接

    100年後の就活では、VR/AR技術を活用したリモート面接が一般的になると予想されます。現在でも、新型コロナウイルスの影響でオンライン面接が増えていますが、100年後には、リアルな面接と同様の臨場感を味わえるようになる可能性があります。

AIによる選考プロセスの自動化

    現在でも、一部の企業ではAIによる書類選考や面接の自動化が導入されていますが、100年後には、これが一般的になる可能性があります。AIによる選考プロセスの自動化により、人為的なミスを減らし、より公正な採用が行われるようになると考えられます。

社会の多様性を反映した採用活動

    現在では、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)が注目されていますが、100年後には、より進んだ段階になっている可能性があります。社会の多様性を反映した採用活動が一般的になり、人種・性別・年齢・障害の有無などに関係なく、能力や人格を評価されるようになると予想されます。

キャリア教育の重視

    100年後には、学校教育におけるキャリア教育の重要性がますます高まると予想されます。就職活動に必要なスキルや知識を学ぶだけでなく、自己理解や自己肯定感の向上など、個人のキャリア形成に必要な要素が学べるようになると考えられます。

以上、100年後の就活について、一例を挙げてみました。しかし、社会や技術の進化は予測困難なものであり、100年後の就活については、今後の変化によって大きく変わる可能性があることも忘れてはなりません。

あっという間に生成され、まさに人が話したような文章が返ってきました!ChatGPTによると、「VR/AR技術を活用した面接が一般的になる」との見方。面白いですね。このような新たな技術開発で企業や業界、社会は変化していきます。キャリアの選択も未来を見据え、考えていきましょう。

正解:⑶

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