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Goodfindの「中の人たち」が厳選!目的別ブックリスト

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Written/Edited by 長嶺 匡晃

「業界の理解が進まない」「面接に全然受かる気がしない」「やりたい仕事がない」 ──就活をすすめる中での不安はそれぞれあることと思います。しかし悩んでいるだけでは何も解決しないもの。まずは行動してみることが大切です。今回はみなさんに、気軽ながらも有効な読書という一手を打ってもらうために、Goodfind講師オススメの書籍をご紹介します。

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働いたことがないと会社は選べない?

就職活動中の「悩み」はありますか?業界研究、企業分析に志望動機、などなど。皆さんはいま、そんな見慣れぬ四字熟語の波にのまれている最中かもしれません。
これまで考えたことのないお題を突きつけられ、働いたことがないんだから分からないよ、と感じながらも、避けることのできない問いに奮闘していることでしょう。

これらの悩みを整理するために、友人や社会人の方から話を聞くのもおすすめですが、時間があるときにこそ、書籍を読むのはいかがでしょうか。同じ悩み・課題意識を持った先人たちの本を読めば、自分の悩み・課題の解像度を高められるはずです。

今回は長年学生のキャリア選択を支援してきたGoodfind講師3名によるおすすめの書籍を紹介。「多様な働き方を知りたい」「社会をより深く理解したい」「スキルを磨きたい」という3つの目的ごとに、皆さんそれぞれの悩みを解決する書籍をお伝えします。

今村 壮志(画像左)

明治大学政治経済学部卒。東京三菱銀行(現 三菱UFJ銀行)に入行し、法人融資業務、リテール業務を担当。その後、リクルートに入社し、新卒・中途採用の提案営業、ゼクシィの営業リーダー、拠点長、エリアマネージャー、事業企画職などに従事。Goodfind関西エリア責任者として、地方学生を含む就活生の支援を行う。

佐野 雄図(画像中央)

早稲田大学先進理工学部から東京大学大学院に進学、在学中に学生NPOや教育系スタートアップ企業の新規事業の立ち上げを経験。文部科学省を志望するも、30人以上の官僚と会った結果、ベンチャー企業を志望するようになり、2018年4月にスローガンに入社。入社から1年で部門長を務める。

西川 ジョニー 雄介(画像右)

就職活動時、某外資系投資銀行に内定するも、Goodfindセミナーに参加し、ベンチャーに新卒入社を決意した経歴を持つ。スローガンに参画後は、学生向けセミナー講師、コンサル特化の就活メディアFactLogicを立ち上げ、現在はFastGrow事業責任者兼編集長を務める。

※本記事でご紹介するのは、Goodfind講師が独自に選んだ推薦図書です。広告ではありません。

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多様な働き方を知りたい方へ

「これから就職活動を始める予定」「まずはこれからの働き方を知ってイメージを持ちたい」──そんな方におすすめの3冊をご紹介。キャリアを考える上で基礎となる情報が得られるはずです。

塩野 誠, 佐々木 紀彦『ポスト平成のキャリア戦略』(幻冬舎, 2017)

今村:まさに今ビジネスの最前線で勝負をしている佐々木さんとIGPIの塩野さんが日本の課題感を端的に示しつつ、リーダー像について対談形式で語っている本です。これからのキャリアの方向性について考える際に是非。

ナシーム・ニコラス・タレブ, 望月 衛(監修/訳), 千葉 敏生(訳)『反脆弱性(上/下)』(ダイヤモンド社, 2017)

佐野:先の読めない世界を生き抜くための生存戦略をシンプルに示してくれる良書です。専業×終身雇用型の旧来の日本の雇用習慣がいかに脆いかが分かります。

ベン・ホロウィッツ, 滑川 海彦(訳), 高橋 信夫(訳)『HARD THINGS 答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか』(日系BP社, 2015)

西川:シリコンバレーをときめく、時価総額1000億円を超える起業家がどのような困難やプレッシャーに囲まれながら日々生活しているかを描いた本。もし、「いつか起業したい」と思っている人で、ここに書かれている生活が無茶だなと感じた人がいたら、少なくとも今は起業しないほうがいいでしょう。

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社会をより深く知りたい方へ

「日本は今後何が問題になるのか」「志望動機がなんだか薄っぺらい」──時間とともに大きく変化する社会を読み解くことで、改めて自身の就職活動を見直したい方におすすめの3冊です。

河合 雅司『未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること』(講談社現代新書, 2018)

今村:昨今、GDPの停滞や少子高齢化などのマクロ環境のネガティブな話題が多いですが、なかなか実感が持てない方におすすめしたい本です。マクロトレンドをどうやって日常に落としこんで考えるのか?という視点を身につける事もできると思います。

山口 周『武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50』(KADOKAWA, 2018)

佐野:「哲学は批判精神(クリティカルシンキング)を持つために重要な学問である」と位置づけた上で、「だが哲学入門書は退屈」とぶった切っている本です。コンサルタントである筆者がビジネスで使える観点に翻訳して書かれています。

ドネラ・H・メドウズ , 枝廣 淳子(訳)『世界はシステムで動く いま起きていることの本質をつかむ考え方』(英治出版, 2015)

西川:世界、社会、国家、組織、業界など、あらゆるものは「仕組み」に依存していることを理解するのに役立つ本。皆さんの仕事内容、給与、昇進スピード、成長スピードなどは、どの会社にいくのか?というミクロな枠組みよりも、どの業界にいくのか?どの国で働くのか?といったより大きな枠組みによる影響が大きいんです。

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自身の力を高めたい方へ

「やりたい仕事も決まり、社会に対する知識も一通り備わった」──そんな方におすすめする、スキルを高めるための3冊です。

堀 公俊, 加藤 彰『ロジカル・ディスカッション チーム思考の整理術』(日本経済新聞出版社, 2009)

今村:前職での会議運営に悩んでいたときに出会った本です。ビジネスの現場だけでなく、グループディスカッション対策としてもおすすめ。付録のフレームワーク集も必見です。

山田 ズーニー『あなたの話はなぜ「通じない」のか』(筑摩書房, 2006)

佐野: コミュニケーションの本質をわかりやすく解説してくれている名著です。真っ当なことを言っているはずなのに周りが納得してくれない、と思ったことのある人にお薦めです。

D・カーネギー, 山口 博 (訳)『人を動かす 文庫版』(創元社, 2016)

西川: 就活を「就活」という特殊事情として捉えている人は、就活に失敗します。「就活」はただ、相手に「内定」といってもらうだけのゲームです。どうすれば相手が自分に「内定」を出したくなるのか?それを知るカギは、小手先のスキルではなく、「人間心理」「人との付き合い方」を知ることにあります。

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「悩む」のではなく「考える」

「悩む」ことと「考える」ことは一見似ているようで全く違います。ただ不安に思っているだけで同じところをぐるぐると回っている「悩んでいる」状態では、いつまでも前には進めません。必要なことは、何に着目すべきかという論点を「考える」こと。何を考えるべきか・何を考えているかわからない状態から抜け出し、解決を目指しゴールに至るまでのプロセスを組み立てることです。

そのための有効な手段の一つが読書です。知識を習得し、新しい切り口で物事を見てみることで、自分の悩みに対する考えるべき論点を見つけ、立ち止まっている状態から抜け出すきっかけを得られることでしょう。

今回ご紹介した書籍をぜひ手にとって、まだ見ぬ世界への第一歩を踏み出してみませんか。

Writer/Editor

長嶺 匡晃

長嶺 匡晃

Goodfind College 編集部
中学・高校と試験管の振り方が校内随一の理系少年だったが、浪人を経て慶應義塾大学経済学部に入学。大学時代は大小様々なインターンを経験し、10社目のスローガンでのインターンを経て新卒で入社。趣味は写真撮影、愛用機はPENTAX K-3とSigma fp。