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INTERVIEW

新卒2年目責任者を育てた環境に学ぶ、事業リーダーへの最短ルート

若いうちから事業開発でリーダーを担いたいと思っている人は、どのようなファーストキャリアを選ぶべきでしょうか? 入社直後から事業開発ができる会社に行くべきか、それともコンサルティングファームで第三者の立ち位置からクライアントの課題解決を支援し、論理的思考力を身に着けるべきか......? 今回話を聞いたユナイテッドでは、新卒1年目で投資事業、あるいは人材マッチング事業で実務を経験した後、2〜3年目で事業リーダーポジションに就くことができます。事業リーダーとして実際にどのように成長することができるのか、取締役 兼 執行役員の山下優司氏と、新卒2年目で事業責任者を務める小畑暁史氏に聞きました。


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SPONSORED BY ユナイテッド株式会社

話し手

山下 優司

山下 優司

ユナイテッド株式会社
取締役 兼 執行役員

小畑 暁史

小畑 暁史

イノープ株式会社
事業責任者

SECTION 1/5

変化の時代に、Z世代が鍛えるべき力

⸺インターネット業界で長年、事業開発で活躍されてきた山下さんは、事業リーダーを目指す学生が鍛えるべき力とはどのようなものだと考えていますか?

山下:まず前提としてお伝えしたいのは、Z世代である皆さんは今後の日本経済において、皆さん自身が思うよりずっと貴重な存在だということです。労働力が不足していた高度経済成長期には若者は「金の卵」と言われましたが、Z世代以降の若者はより希少な存在として「ダイヤの卵」と呼ばれることがあります。就活に臨む「ダイヤの卵」一人ひとりが、そういった背景も意識してキャリアを築いてほしいと思っています。

そう言われても「そんなの知ったこっちゃないよ」と思いますよね(笑)。しかし皆さんが三十代、四十代になるころには人口バランスの変化に伴って、働き方や、そもそも働くということ自体への考え方もダイナミックに変わってくると思います。とりあえず働かなければいけないから働く、ではなく、個々人がどのような意志を基にして働くか、その意志を実現するために必要な能力がどのようなものかが、一層重視される時代が来るでしょう。

⸺働き手が減少し、求められる能力が変わることを前提にキャリアを考える必要があるのですね。それでは、将来的に必要とされるのはどのような人材なのでしょうか。

山下:それは「総合力」を持った事業リーダーだと考えています。総合力とは、事業を立ち上げ、成長させるための基盤となるスキル。これを構成するのは、戦略策定やマネジメントなどのビジネススキルと、リーダーシップや胆力など優れた事業リーダーが持つ考え方や能力であるコンピテンシーです。事業リーダーを志すZ世代の皆さんには、この総合力を身に着けることをお勧めしたいです。

⸺ユナイテッドではどのようにして、その総合力を高められるのでしょうか?

山下:新卒で入社したメンバーは、キャピタリスト、もしくは投資先支援担当か、人材マッチング事業における事業推進担当として実務経験を積みます。キャピタリストは前回の記事でご紹介した通り、新たな価値の創出を目指すスタートアップを主に資金面から支援します。そして今回お話する投資先支援担当は、投資先スタートアップのバリューアップに向け、経営に深く入り込んでハンズオン型で支援を行う役割です。人材マッチング事業では、スタートアップの事業成長に向けてセールス・マーケティングを担います。

その後2〜3年目にかけて、新しくM&Aを行ったグループ子会社の事業リーダーポジションでの事業開発や、ユナイテッドの中での新規事業創出を行います。最終的には、経営幹部としてユナイテッドグループの中核を担う存在へと成長していくことを期待しています。

※ ハンズオン型:経営課題を抱える企業の現場に入り込み、クライアントと共に課題解決すること。

⸺最近は、新卒1年目からすぐ事業責任者を任せる企業も少なくない印象があります。最初から事業リーダーではなく、実務を経験させるのはなぜですか?

山下:例えば起業前もしくは起業後間もないスタートアップ等であれば、新卒社員が入社後いきなり事業リーダーを担う、ということもあるでしょう。しかし当社のように、既に上場しており、数百名の規模で、複数の事業を有する会社では、期待する事業規模も自ずと大きくなるため、事業リーダーとして独り立ちするには一定の育成期間がある方が双方にとって最適です。ただし、当社は他の同じような規模の企業と比較しても、非常に早く事業リーダーを経験できる企業であると思っています。

初期配属先では、事業リーダーに不可欠な総合力を、スピード感をもって身に着けられます。中でも投資先支援においては、投資先スタートアップの経営陣の立場に立って考え、ソリューションを提案する機会が毎週のように訪れる仕事なので、求められるレベルはとても高いですが、視野を格段に広げられるのではないでしょうか。何より経営全体について自分で考えて、決断し、提案した経験は、実際に事業リーダーになったときにも直接活きるものになると思います。

当然、1年目に投資先支援を経験した後に事業運営側にまわると、ロジックを実行に移すことの難しさなどを感じることもあると思います。しかしそうした困難も学びに変えて、乗り越えることで、事業リーダーとしての真の力を身に着けられると考えています。

⸺ユナイテッドでは初期配属先での実務を通して、事業リーダーに必要な総合力を身に着けられることがわかりました。では、新卒入社後に投資先支援担当を経験した小畑さんに、ユナイテッドで実際に事業リーダーとしての力を付けられるのか、聞いてみましょう。

SECTION 2/5

新卒2年目で事業リーダーに。躍進の舞台裏

⸺現在新卒2年目でグループ会社の事業責任者を務める小畑さんは、学生時代は自身のキャリアについてどのように考えていたのですか?

小畑:具体的にやりたいことがあったわけではありませんが、事業をリードできる人材になりたいとは思っていました。その根底にあったのは、「せっかく生まれてきたのなら、自分がいなくなった後にも残るものを創りたい」という考え方です。

ビジネスの世界でこの目標を達成するには、若手のうちから主体的に裁量権を持って事業運営に携われる環境に行くのが最短ルートになると考え、そのような基準で企業選びをしていましたね。

⸺ユナイテッド入社の決め手となったのは、どのような点ですか。

小畑:成長し続けるインターネット業界で事業開発に挑戦できる点や、「若手のうちから裁量権を持てる」という言葉がただの謳い文句ではなく、多くの新卒社員が早期からマネジメント経験を積んでいる実績がある点が決め手になりました。また、投資事業に強みがあるため、事業リーダーとして知っておきたい、資金調達などの知識やノウハウが吸収できる点にも惹かれました。

⸺入社後はどのような仕事に携わりましたか?

小畑:投資事業本部バリューアップチームに所属し、投資先スタートアップ企業のハンズオン支援に関わりました。自分の提案が会社の存続、ひいては経営者の方々の人生まで左右することになるため、プレッシャーは大きかったですが、その分経営に貢献しているという実感や、やりがいも強く感じました。比喩ではなく命がけで事業成長に取り組む方々と共に事業を創り上げていった経験は、事業リーダーを志していた自分にとって非常に有益だったと思います。

山下:当社の投資先スタートアップ支援は、大手のファームなどが行う社外企業のコンサルティングに比べ、少数精鋭のチームでダイレクトに経営に入り込んだ支援を行うことになります。新卒1年目から投資先スタートアップの経営層とともに、事業全体にインパクトをもたらす意思決定に関わることで、事業を「自分ごと」化して捉えられるようになるのではないでしょうか。若手のうちからビジネスパーソンとしての視座を高めるのに最適な環境だと考えています。

SECTION 3/5

創業間もない事業の成長に活きた、投資先支援の経験

⸺投資先支援担当を務めた後の経験についても教えてください。

小畑:もともと持っていた「事業運営に携わりたい」という想いを上司に伝えたところ、ちょうどM&Aを検討している会社があり、そのプロジェクトに携わらないかと提案されました。二つ返事で引き受けて無事M&Aが実現した後、その買収した企業(イノープ株式会社)に出向を決め、現在は事業責任者として営業のマネジメントやカスタマーサクセスの組織立ち上げ、サービス開発など広範な業務を担当しています。

私がジョインした当時のイノープの社員数は、私を含めてたった4人と、創業間もないステージでした。私自身が営業を経験したことがないにもかかわらず営業の主担当者が私しかいなかったので、手探りで営業戦略を練っていました。ほぼ「スタートアップに転職した」ような状況でしたね(笑)。

それでも有効な営業戦略を立てることができたのは、投資先スタートアップ支援を通して、経営者目線で事業を俯瞰して見る訓練ができていたからだと思います。また、いわゆるビジネスパーソンの基礎スキルとして、論理的思考力やコミュニケーション能力などを身に着けられていたのも大きな助けになっていたと思います。イノープの社員数も20人以上に増え、売上も順調に伸びてきているので、日々会社と自分自身の成長を感じながら働けています。

山下:これから事業が伸びていく過程で、社員が増えてマネジメントの問題が噴出する、売上成長が鈍化して事業戦略の見直しの必要に駆られるといった、いわゆる「スタートアップ経営あるある」の問題にぶつかることもあると思います。そのような困難に際して、投資先支援で身に着けた総合力が本当に通用するかは、やってみなければわかりません。しかし総合力の中でも「胆力」や「リーダーシップ」などのコンピテンシーは、実践の中でこそ磨けるものです。だからこそ、なるべく若いうちから事業リーダーとしての経験を積むことが大切だと考えています。

SECTION 4/5

「意志の力を最大化」する、ユナイテッドの事業展開

⸺学生にとっては、将来どのような事業領域でリーダーを担うのかも重要なポイントだと思います。ユナイテッドは多くのグループ会社とともに様々な分野の事業を手掛けていますが、どのような基準でそれらを展開しているのでしょうか?

山下:当社は「意志の力を最大化し、社会の善進を加速する」というパーパスに基づいて事業を展開しています。

「意志の力」とは、個人や事業に関わる人が自己実現をしようとする推進力のことです。ユナイテッドが「意志ある人」「意志ある事業」の自己実現を支援することで、その個人や事業に関わる人が自信を持ち、満たされる。人は自分が満たされて初めて、他者に目を向けることができますよね。自己実現を達成した人が利他的な想いを持つようになって、次は他者の自己実現を応援できるようになる。そのように「善意が循環する社会」を創りたいという想いをパーパスに込めました。

小畑:いち社員として、現在の自分の仕事とパーパスの間には繋がりがあると感じています。イノープはダイレクトリクルーティング媒体のスカウト代行サービス「offerBrain」を運営しており、意志ある個人には存分に活躍できる機会を、意志ある企業には必要なスキルを備えた人材と出会う機会を提供しています。この事業を通して、ユナイテッドのパーパスにもある「社会の善進」を促せると思っています。

山下:社会の善進とは、社会全体の幸福が増加するような方向に社会が進むことです。我々は、人や事業が持つ意志の力こそ社会を「善い」方向へ動かす原動力だと考えています。この原動力を最大化するためにあるのが、3つのコア事業「投資事業」「教育事業」「人材マッチング事業」です。

まず「投資事業」は、スタートアップに投資して、その企業を成長へ導く事業で、我々が主軸としてきた分野です。「教育事業」としては、ユナイテッドのグループ会社で、プログラミングやアプリ開発などデジタルスキルを学べるオンラインスクール「TechAcademy」を手掛けるキラメックス株式会社を中心とした経験とノウハウの蓄積があります。そして投資事業と教育事業の架け橋として定めたのが「人材マッチング事業」。スカウト代行サービスを手掛けるイノープも、このうちの一つですね。

⸺3つのコア事業と、パーパスとの具体的なつながりについて教えてください。

山下:パーパスと共に策定したステートメントの、「意志ある人に、知恵と機会を。」に教育事業と人材マッチング事業が、「意志ある事業に、資金とノウハウを。」に投資事業がそれぞれ対応しています。そして3つのコア事業同士も密接に連携しています。

「意志ある人」に、教育事業を通してデジタルスキルという「知恵」を、そして人材マッチング事業で活躍の「機会」を提供します。「意志ある事業」には投資事業で「資金」面からの支援を行うと共に、人材マッチング事業で抱えるプロフェッショナル人材を紹介することや、様々な投資先支援を通じて豊富な「ノウハウ」を提供します。このようにコア事業間での連携を強化し、シナジーを創出することで、ユナイテッド独自の強みを構築することを目指しています。

⸺3つのコア事業間の連携が生み出す相乗効果が、ユナイテッドに関わる個人や事業に波及することで「社会の善進」を加速させるのですね。

SECTION 5/5

チャンスを逃さず、真の望みを叶えよう

⸺ここまでユナイテッドの事業や、新卒社員のキャリアパスの根底にある想いについて伺ってきましたが、そうした環境の中でどのようなカルチャーが醸成されているのでしょうか?

小畑:同期や先輩社員を見ると、事業リーダーとして自ら意思決定していきたいという熱い想いを秘めている一方で、ただ個人としての成功に執着するのではなく、仲間とともにチームとして大きなことを成し遂げようという志向性の人が多いと感じます。こうした柔軟性のある人材が集まっているというのが、ユナイテッドの特徴だと思いますね。

山下:ユナイテッドが組織として大切にしている行動指針は「UNITED Style」として言語化されています。どのような在り方が「UNITED Style」なのかと言えば、「Cool & Wet」であること。「Cool」に先進性を追求しながら、「Wet」な包容力を持つ。「Cool」に結果を出しながらも、苦しい時は「Wet」にお互いを助け合う。一人ひとりがそのような在り方を体現する、またそのような人が集まる組織であり続けたいですね。

画像提供:ユナイテッド株式会社

⸺「Cool」と「Wet」は一見相反する要素ですが、それらを併せ持ちながら事業開発ができる人材・組織であることが重んじられているのですね。最後に、小畑さん、山下さんそれぞれから事業リーダーを目指す学生へのメッセージを聞かせてください。

小畑:学生の皆さんには、自分が「真に達成したいこと」は何か、とことん考え抜いてほしいと思います。綺麗に言語化できなくても、表立って人前や面接などで言えるようなものでなくても大丈夫です。自分が究極的に叶えたい目標を理解していれば、それを最短で達成するために身に着けるべきスキルなどを逆算して、自分に最適な企業を選び取ることができるのではないでしょうか。

私自身は「事業リーダーとして成長したい」という望みから「主体的に事業開発にチャレンジできる場所」という企業選定軸を導き出しました。自分が望むものを本質的に理解していたからこそ、ユナイテッドで事業リーダーとしての道を歩みだすことができたと感じています。

山下:事業リーダーとして事業開発にチャレンジしたい学生の皆さんには「チャンスが来るまで何年待ちますか」と問いたいですね。キャリアの早期から事業開発に取り組める会社は多くありませんし、インターネットに関わる新規事業の成功率は市場の成熟に伴い年々低くなってきています。だからこそ、長年の事業開発で蓄積されたノウハウやリソースにアクセスしながら、最速で事業開発に挑戦できる環境があるユナイテッドに来てほしいですね。

当社のパーパスにある「意志ある人」は、事業・サービスを通じて関わる個人だけを指しているわけではありません。我々は、共に働くメンバーの「意志の力」を最大化することも非常に大切にしています。若手のうちから事業の中核を担う存在になりたい、志の高い人を待っています。

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