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INTERVIEW

ここでなくても、生きていけるか。不動産に関わり得られる多様なスキルとキャリア

Goodfindが注目する企業で活躍する社員の、就活や現在の仕事を深掘りする「Goodfindが行く!OBOG訪問」。今回は、リオ・ホールディングスの副社長、石坂広一氏、入社8年目でリクルーターも務める池田誠氏、入社2年目の山村まゆさんの3人にインタビュー。「ここでなくても、生きていけるか。」を採用ポリシーに掲げ、不動産に関するあらゆる知識を習得できる成長環境や専門性を磨きながら新たな価値を提供するお仕事のやりがいについて伺いました。


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SPONSORED BY 株式会社リオ・ホールディングス

話し手

石坂 広一

石坂 広一

株式会社リオ・ホールディングス
取締役副社長

池田 誠

池田 誠

株式会社リオ・コンサルティング
大阪支社 課長兼 株式会社リオ・ホールディングス 人事部採用課 リクルーター

山村 まゆ

山村 まゆ

株式会社リオ・コンサルティング
資産運用事業本部 第3資産運用事業部

SECTION 1/6

決まった正解がない中で、最適解を追求する面白さ

⸺学生時代の過ごし方や就職活動について教えてください。

山村:大学では地球工学科で土木工学や環境分野を専攻し、雨量と河川流量の分析などをおこなっていました。就職活動では、まちづくりへの興味、そして自身の強みを活かそうと不動産デベロッパーやコンサルティング業界を受けていましたが、どの企業もしっくりきませんでした。そんな中、インターンシップを見つけて参加したのがリオ・ホールディングスです。

インターンシップでは、クライアントへの物件売却提案というテーマに取り組み、大学のように一つの正解を求めるのではなく、決まった正解がない中で何が正しいのか、何が間違っているのかを追求する過程が非常に楽しく、夢中になったのを覚えています。

その後も可能な限り多くの企業を見ようと複数社を比較検討し、最終的に大学4年生の7月頃にリオ・ホールディングスへの入社を決めました。それまでの間、リクルーターを務めていた池田とは何度も面談を重ね、2年目の社員や勤続10年以上のベテラン社員とも話す機会を設けてもらい、社員の人柄や社内の風通しの良さ、個人の意思が尊重される環境だと感じ入社を決めました。

池田:私は法学部出身ですが、小中高、大学と一貫してサッカーに打ち込み、学生時代はサッカーとアルバイトが生活の中心でした。両親の仕事の影響で、幼い頃から建築士に憧れていたものの、物理が苦手だった私は、文系でも建物に影響を与えられる不動産業界に非常に魅力を感じていました。将来は出身地である和歌山県の活性化に貢献したいという想いもあり、地元和歌山にも管理物件があることが決め手となって、リオ・ホールディングスへの入社を決断しました。

⸺入社後、どのような経験をされてきましたか。

池田:当社の主要事業である個人の富裕層の方々への不動産を中心とした資産運用支援を一貫して担っています。1〜2年目は不動産の管理業務を通じて、不動産の収入と支出の基礎を習得することから始め、新規物件の立ち上げに携わったり、他にもリクルーターとしての活動を始めたりしました。その後、より大規模な物件や高額な案件を担い、4年目にはオーナー様への提案や税効果の検証なども含めた新規物件の購入支援に携わりました。

5年目から大阪支社に拠点を移し、資産家や事業会社のお客様をご紹介いただくための会社説明など、金融機関へ向けた営業活動をおこないながら、資産運用業務も担当しています。

SECTION 2/6

不動産に関するあらゆる知識と対応力が身につく仕事

⸺専門性や経験が一定求められる分野において、なぜ新卒でも早期に活躍できるのでしょうか?

池田:前提として、お客様である資産家の方々と円滑なコミュニケーションを図るには、不動産の実務的な知識とスキルが不可欠であり、デザイン、設備、間取りといった具体的な要素から、不動産の収益構造まで深い理解が求められます。

リオ・ホールディングスでは、入社後2、3年間は、様々な物件タイプを扱いながら自らの引き出しを増やし、不動産の知識とスキルを徹底的に習得できる環境があります。この経験があるからこそ、入社4年目頃から不動産の活用法や収益性向上のための売買といった、不動産と資産運用を組み合わせたコンサルティングができるまでに成長できます。

山村:私は資産運用事業部に所属しており、不動産関連業務に加え、必要に応じて士業の先生方や他部署や他法人と一体となってサービス提供をする窓口を担っています。そのため、不動産に関するあらゆる問題に対応しながら、ゼネラリストとして幅広い知識と経験を深く習得することができます。

特に入社当初はマンションを担当することが多く、入居交渉から入居後の内装工事、入居中のご要望やトラブルへの対応、退去後の原状回復工事など、多岐にわたる管理業務を経験し、物件の管理を通じて実務の基礎を習得しました。マンションは戸数が多く、その時々で臨機応変な対応が求められますが、場数を踏むことで判断力を高め、その後は事業用物件などを担当し、BtoBの交渉や様々な調整業務を通じて、幅広い知識と経験を積むことができます。

⸺仕事をする中で、山村さんが意識していることがあれば教えてください。

山村:マンションの管理業務においては、住民の方々、管理会社、オーナー様など、多様な立場の方々と接する機会があり、特に住民の方々には、個別の事情や感情に配慮した対応が求められます。その際、私が心がけているのは、まず相手の話を聞き、納得して行動してもらえるような言葉を選ぶことです。初めから正論をぶつけるのではなく、雑談を通じてお客様の困り事や人柄を理解し、相手の考えを尊重しつつ行動を促すことに楽しさを見出して仕事に取り組んでいます。

SECTION 3/6

不動産価値を高めるために奔走し、全体を指揮した経験

⸺これまでで一番印象に残っているお仕事は何ですか?

山村:当社と長くお付き合いのあるお客様で、90室あるマンションを所有されている方がいらっしゃいました。しかし、老朽化により工事が必要な状況にもかかわらず、資金繰りの問題で工事が困難でした。そこで、1年目の私が資金繰りを考慮した提案を考え、お客様にお話しさせていただき、 3か月にわたる大規模改修工事の全体指揮を執りました。

外壁、エントランス、植栽、アートなど複数の業者との打ち合わせやスケジュール調整、入居者への説明など、多岐にわたる案件に対応する必要があり、調整力や判断力が非常に鍛えられました。

工事だけでなく、建物管理や清掃を委託している業者との連携も必要で、業者への確認事項の整理、現地視察などもすべて自分で取り仕切るため、かなりのタフさが求められましたが、関係者との対話を重ね、無事に工事を完了させることができました。

池田:新卒入社時は、1人で物件を10件前後担当し、経験を積みました。基本的にはオーナー様からお預かりする新築以外の物件の収益性向上がメインですが、場合によっては物件の仲介や再生、処分など、付随する業務にも対応するため、かなりハードな日々だったと思います。

また、当社は事務所ビル、店舗ビル、商業施設、ホテルなど、ほとんど全ての物件用途に対応しており、幅広い種類の不動産を取り扱っているのが強みです。特に、オフィスや店舗はBtoBの交渉が中心で、取引相手も不動産の賃貸借に精通しているため、プロ同士の高度な交渉が求められます。マンションに比べて問題の難易度が高い傾向にありますが、経験を積んでこうした難しい案件に対応できるようになることで、事業用物件も扱えるようになっていきます。

SECTION 4/6

顧客の資産ポートフォリオの価値最大化を支援

⸺貴社のコンサルティングの特徴はどのようなところでしょうか?

石坂:リオ・ホールディングスでは、「不動産の目利きができるようになること」を一人前の定義としています。これは、物件の修繕費用や適正賃料を自分で査定し、その物件の真の価値を肌感覚で判断できる能力を指します。それぞれが「目利き」のスキルを高め、不動産に関する確固たる知識と実務経験を身につけ、現場を熟知しているからこそ提案に圧倒的な説得力が生まれ、オーナー様からの厚い信頼を得て、億単位の資産を任されるようになります。これが一般的なコンサルティングとの大きな違いです。

さらに、当社の重要な役割は、お客様の資産を活用し、その価値を最大限に高めることです。個別の不動産の運用はもちろん、お客様が保有する資産を組み合わせ、ポートフォリオ全体として価値を最大化する戦略を立案し、さらにそれを次世代へ円滑に引き継ぐための最適な形を検討していきます。そうして不動産を通じてお客様のポートフォリオをより良くし、ひいては行政と連携した地方創生など、ビジネスや社会貢献に繋げていくというのが、私たちのコンサルティングの目指すところです。

そのために、お客様の資産全体を俯瞰し、不動産と様々な法律や税制との関連性を理解したうえで、資産をさらに拡大させていくにはどうしたら良いのか、どのように次世代へ継承するべきなのかを、提携する士業の専門家と共に考え検証していきます。その過程では、実務を通して不動産運用のルールや法律に沿った感覚も身につきますし、人間力や交渉力が養われます。

⸺そこまで踏み込んで資産運用をサポートする企業は、あまり多くなさそうですね。

池田:困っている資産家の方々はたくさんいて、特に地方では相談先がなく、地方銀行からご紹介いただくケースも少なくありません。当社は、高い「目利き」のスキルによって、他社では対応が難しい物件にも対応できますし、全国各地の再生困難な物件も、建築士などの専門家と協力して再生することで、他社との大きな差別化につながると考えています。物件を再生し、適切な形で収益化し、その物件がお客様にもたらす税効果や法的なメリットを提供できれば、他とは異なる視点での価値提供が可能です。

石坂:また、近年はM&Aが増加傾向にあり、企業が本業の不振や後継者不足により事業を縮小する一方、多数の不動産を保有しているケースもあり、それらの資産を次世代に継承したいというニーズも高まっています。

地方銀行やM&A仲介会社は様々なスキームを検討しますが、企業の保有資産を分割し、最終的に残る不動産の扱い方まで含めて精査することは複雑であり、判断に迷うようなケースにおいて、当社にご相談いただくことも増えています。

SECTION 5/6

「ここでなくても、生きていけるか。」を体現する組織

⸺最後に、リオ・ホールディングスの成長環境や組織の特徴について教えてください。

山村:リオ・ホールディングスでは、特定の専門分野に限らず、幅広い案件を通じてあらゆる不動産知識を習得できる点が大きな魅力です。現場の意見を尊重し、物事を推進する風通しの良い組織であるため、私自身も現状と理由を明確に伝え、「このように進めたい」と提案する姿勢を大切にしています。指示を待つのではなく、自ら提案する姿勢が高く評価される組織です。

石坂:経営層が把握しきれない現場の情報に精通していることは大きな強みとなりますし、「現場に関しては、誰よりも自分が一番詳しい」という気概を持つ人が活躍する環境です。お客様の声に耳を傾け、地道な努力を重ねながら自律的に行動し、道を切り拓いていく社員が、信頼を得て成功を収めています。

リクルート系企業出身で当社代表の中川も、「入社後3年で独立できるほどの力をつけ、将来的には雇われる側から雇う側になれ」とよく話しており、その想いは当社が掲げる「ここでなくても、生きていけるか。」という採用ポリシーにも込められています。

池田:もちろん上司や先輩が日頃より指導やサポートをおこないますが、3年で一人前になることを目指します。知的好奇心を持ちながら、自ら積極的に情報を収集して物事を深く掘り下げ、一つの仕事から多くのことを学ぶ。そうした最適解を導き出すための泥臭く地道な経験が、「ここでなくても生きていける」ような能力とスキルのある人材になれることに繋がっていくと思います。

石坂:当社は士業法人とチームを組み、弁護士・税理士・不動産鑑定士などの専門家による各分野の知見を集結させることで、不動産管理から資産運用まで、実務的な側面も踏まえたワンストップサービスをお客様に提供できる点が最大の強みです。社員は全国どこからでも専門家と迅速に連携することができ、幅広い知識と総合的な力を養うことが可能です。それによりお客様は状況に応じた的確なアドバイスを受けることができますし、お客様にとって非常に利便性の高い組織であると自負しています。

将来的にお客様のポートフォリオを扱うようになると、資産全体の収支を総合的に見る経験を積むことができ、不動産の流動性や投資判断、企業の経営戦略、財務、バックオフィス、さらには不動産業界や金融機関における投資判断など、多岐にわたるキャリアパスが開けるのも魅力の一つです。

自信は経験と積み重ねから生まれるものです。経験を重ね、知的体力とコミュニケーション力を兼ね備えることで顧客との関係を深め、新たな価値を生み出せるようになる。それこそが、この仕事の醍醐味だと考えています。知的好奇心や探究心が高く、これまで学業や研究などに真摯に向き合ってきた方は、そうした素養を持ち合わせていることが多く、当社と相性が良いのではないかと思います。

SECTION 6/6

後輩におすすめしたい一冊

石坂:大谷選手愛読でも話題の、人としてのあり方や心の持ち方を説いている、仕事にも人生にも役立つ一冊。

中村天風著『運命を拓く』(講談社文庫)

池田:都市計画の観点から地方創生の進め方を考える内容で、地方創生に関心がある方にお薦めの一冊。

饗庭伸著『都市をたたむ 人口減少時代をデザインする都市計画』(花伝社)

山村:テキストだけでなく写真も豊富で、不動産業界に関心が低い方でも興味を持って学べる一冊。

『月刊不動産流通』(不動産流通研究所)

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