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INTERVIEW

【リクルート×NRI】サマーインターン、参加すべきはコンサル?事業会社?人気2社の採用責任者に聞いた

インターンシップを探す際、「コンサル志望なので事業会社は見なくていいだろう」「事業開発をやりたいのでコンサルは見なくていいだろう」と考えていませんか? 今回は国内トップのみならずグローバルな事業会社のリクルートと、日本最大級のコンサルティングファームである野村総合研究所(NRI)の新卒採用責任者が、インターンシップの選び方をテーマに対談。「コンサルと事業会社、どちらのインターンに参加すべき?」と迷っている方も必見です。

SPONSORED BY 株式会社リクルート

話し手

木村 光康

木村 光康

株式会社リクルート
人材開発室 新卒採用部 部長

布施 卓馬

布施 卓馬

株式会社野村総合研究所(NRI)
26卒採用責任者
社会システムコンサルティング部 シニアコンサルタント

SECTION 1/6

コンサルか事業会社か?インターンシップの選び方と活用法

⸺春はサマーインターンシップのエントリー時期。どの企業に参加すべきか、必ず参加した方がいいのか迷う学生の方もいるかもしれません。そもそもインターンシップに参加する意義を教えていただけますか?

リクルート木村:やはり学生の皆さんの自己理解と企業理解に尽きると考えています。企業名や職種に対してなんとなく抱いているイメージがあると思いますが、インターンシップでは実際に社員と対話し、自身が働くことを体感して、会社のことを深く理解できる点が大きなメリットだと思います。

左:リクルート木村氏、右:NRI布施氏

リクルートのサマーインターンシップでは「リクルートでは先輩社員とこんなコミュニケーションをとるのか」「このようなことを求められるのか」「こんなタイプの人がいるんだ」といった、実際の社風を感じられるようなプログラムを設計しており、リクルートの擬似体験をしていただける内容になっています。

NRI布施:私も同じ考えです。就活で何社ものインターンシップや選考に参加し、複数社の内定を得たとしても、入社できる企業は1社のみです。インターンシップはその決断を納得感のあるものにするためにあると考えています。ネットや動画で得た情報だけでなく、リアルで体感し、その経験を咀嚼することで初めてキャリア選択に活かすことができると思います。

⸺一度しかない新卒のキャリア選択に活かすために、どのインターンシップに参加したらいいのでしょうか。選ぶ際のポイントはありますか?

木村:あえて苦手意識のある業界や興味のない企業も受けることをおすすめします。本当に理解しているのか、無意識のバイアスがかかっていないか。重要な選択をするにあたって、自分が情報の非対称性に陥っていないかを確認することが大切だからです。

例えば、皆さんの抱く投資銀行やコンサルティングファームのイメージは、先輩の口コミなど二次情報から判断している部分が多いと思うんです。しかし実際は異なる点がたくさんあります。インターンシップで直接一次情報に触れることでイメージとの違いに気づき、自らの選択肢の幅を広げることができるでしょう。

布施:インターンシップでは、BtoBの企業をはじめ、普段皆さんが接することのない企業にも幅広く応募することが大切だと思います。そうした企業の情報に触れて視野を広げることで、思わぬ業界や企業の魅力を発見したり、軸に気づいたりできるからです。その上で先輩や他の学生の口コミに耳を傾けたり、Goodfindのようなサービスも参考にしたりすることで、キャリアを選択するための新しい軸をつくることができます。

⸺「インターンシップに参加すること」が目的になっている人も多いですが、「受ける企業を調べたり選んだりするプロセス」にも価値があるんですね。

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選考官が見ているポイント、入社後に求められる力とは?

⸺インターンシップの選考で企業側が見ているポイントを教えてください。また、実際に各社のインターンシップに参加しているのはどんな学生ですか?

布施:NRIの面接では、主に論理的思考力や仮説構築力、視野の広さ、コミュニケーション力を見ています。これらが、課題に対して考え抜き、チームとして成果を上げるべく行動できるかどうかにつながってくるからです。

NRIでは5日間現場社員と深く関わりながら就業体験ができるので、業界や企業、業務の理解が進みます。その中でコンサルタントという職種が自分に合うか合わないかを判断いただくことができるはずです。インターンシップを経て「一流のコンサルタントになりたい」と強く思うようになる方もたくさんいらっしゃいます。

木村:選考で見るポイントはNRIさんとほぼ同じですが、リクルートのパーパスや「人」に対する考え方に共感できる方であるかという点を特に見ています。リクルートでは創業以来、社会に対して新しい価値をつくり続けることや、「個を尊重する」企業文化を大切にしているからです。そのような企業文化を踏まえ、フィット感や御本人にとってもよい機会になるか、など、双方の観点で検討し、ご参加頂いています。

併せて面接では「リクルートを使って自分のやりたいことをする気概があるか」という点を見ています。皆さんにはリクルートの資金や、200以上のサービスを通じた個人ユーザー/企業クライアントの情報、人材といったアセットを使い倒して、いかに社会に貢献できるかを考えてほしいのです。そういった意味を込めて、私はよく「リクルートに入るのではなく、リクルートを使え」と言っています。

⸺リクルートとNRIは選考のポイントに共通項もあるようですが、入社後に実際に活躍されているのはどのような人材でしょうか?

木村:リクルートで活躍しているのは、一次情報に触れた時に好奇心が芽生え、健全な疑問を持てる人です。社会に新しい価値を提供していくためには、既存のやり方や常識を疑う必要があります。「もし今のやり方や前提がなかったら、どういう世界にできるだろう?」と想像できる人が多いと思います。

加えて、自分の考えに固執せず周囲の意見を柔軟に取り入れ、自己変容できる人です。あらゆる事業において、初期の方針や仮説が外れても、ピボットしながら目的に近づくPDCAを回していますが、活躍している社員はそれをスピード感を持っておこない、自分自身も変化しながら目的達成に向かっています。

布施:NRIで活躍しているのは、知的探求心を持っていて、それを行動に移せる人ですね。まず「なぜそのような事象が起きているのか」という疑問を突き詰めて考え抜いています。併せて、自分の探究心を律する自律性を持っています。コンサルティング事業の特徴として、サービス業としてクライアントに価値を提供することが挙げられ、単に探究心のまま自己本位で行動するのではなく、提案活動など実際の案件に落とし込み、顧客第一でチームとしての行動サイクルを速く回している人が活躍できていると思います。

SECTION 3/6

顧客と共に変化し続けるNRI。事業会社とコンサルを両方体験すべき理由とは?

⸺両社で活躍している人材って似ていませんか?

木村:かなり共通項が多いかもしれませんね。リクルートも、人材マネジメントポリシーで個人に求めるものに「自律」「チーム」「進化」を掲げています。

実際、アプローチ方法に違いはあれど、コンサルティングファームでも事業会社でも、社会課題の解決を行うことに変わりありません。課題に対して試行錯誤して、チームを組んで解決していくという一連の取り組みはほぼ同じなんです。なので「自分は絶対にコンサルが合う」「事業会社でしか自分がやりたいことはできない」と固定観念に囚われることなく、両方を体験してみることが大切だと思います。

布施:NRIも事業開発に関わりたいと思う方は大歓迎ですし、そうした方が活躍できるフィールドがあります。最近のコンサルティングにおいては、戦略の実行や組織づくりなど事業開発に必要な能力が求められているからです。NRIではジョイントベンチャー設立など、さまざまな企業と組んで事業開発をしていますし、私たちだけでなくコンソーシアムとして事業を推進していくポジションも築き始めています。ぜひ事業会社を志望している方もNRIをみていただきたいですね。

木村:リクルートとNRIの求める人材が似ていたり共通点が多い背景には、両社とも社会課題を解決し続けるという同じ目標のために、時代とともに変化し続けている点があるのではないでしょうか。リクルートもかつては紙媒体を主体に事業をしていましたが、テクノロジーの進歩による世の中の変化に合わせてデジタルシフトし、10年前とは異なるIT企業へと変貌しています。次の10年も今とはまったく異なる姿になることが予想されますし、時代とともに変化し続ける必要があるんです。

布施: NRIは、90年代後半には経験をベースにした「グレイヘア・コンサルティング」や政策・戦略立案のみを行うコンサルから、その後は実行支援、最近ではデジタル活用・実装など、さらに支援の幅が広がってきています。ここ20〜30年でテクノロジーの力により世界が大きく変わり、私が入社した10年前には想定していなかったような事業や業務に携わっています。

日本を代表する企業や官公庁を多く支援するNRIにとって、様々な業界・クライアント企業を取り巻く外部環境の変化を先取りし、常に対応し続けなければなりません。海外ネットワークを通じた情報収集や、複雑化する多様な社会課題に触れながら、クライアントと相互にNRI自身も変化し続け、コンサルティングをアップデートしていく必要があるのです。

木村:両社とも変化のスピードが速いという業界構造的に、世の中が変わっていくと私たちが追いついたり、先行したりするので、お互いの事業はこれからも変わっていくはずです。

SECTION 4/6

その認識、古くない?IT企業へと変貌したリクルート

⸺「変化のスピードが速い」とは、具体的にどのような点ですか?

木村:IT化とグローバル化です。リクルートは人材の会社というイメージを持つ学生の方が依然として多いと思いますが、2000年代からIT企業化を進め、特にこの10年で大きく変化し、現経営陣の半数以上がITプロダクトづくりの経験者です。『SUUMO』『じゃらん』『ホットペッパービューティー』『スタディサプリ』『ゼクシィ』などの販促領域、そして『Airビジネスツールズ』というSaaS(Software as a Service)にも力を入れ、ソフトウェアによる業務・経営支援サービスも展開しています。

現在の強みは、マッチングサービスや業務支援SaaSなどのプラットフォームに蓄積されたデータを活用する「テクノロジー」と、実際の現場での一次情報や企業クライアントなどのユーザー接点を獲得する「営業」の2つの力があることです。この両方が圧倒的に強い企業は希少だと思いますし、営業が企業クライアントの課題・ニーズを把握し、それをテクノロジーで解決するという相互連携のシナジーにより、提供価値を最大化できているのです。

そんな事業の変化に合わせて、新卒採用では数年前から「プロダクトグロースコース」(以下、PGコース)を新設しています。PGコースでは、PdM・UXディレクター/マーケターなどIT関連職種への配属が確約されていて、入社後はリクルートが抱える200を超えるサービス・プロダクトの戦略検討・推進、企画、マーケティング、データ分析など、ITプロダクトをグロースさせるためのあらゆる役割を担う機会があり、年次の若いプロダクトの責任者も多く輩出しています。

出典:株式会社リクルートコーポレートサイト 画像提供:株式会社リクルート

また、IT企業化に加え、2000年代から急速にグローバル展開を推進してきました。『SUUMO』『じゃらん』など国内トップクラスのマーケットリーダーとして展開する事業が多いリクルートですが、実は海外売上比率が5割を超え、Indeedを中心としたHRテクノロジー事業では世界一を目指すグローバル企業でもあります。

布施: NRIも、私が入社した10年前と現在では現場で行う仕事内容も大きく変わりました。かつては官公庁の政策立案や民間企業の戦略策定が中心で実行支援は一部でしたが、今では官民連携・業界横断で関係者を巻き込み、主体的に社会課題解決に取り組むなど、クライアント先への出向・常駐もしながら、事業を動かす部分まで担う機会が増えています。

画像提供:株式会社野村総合研究所(NRI)

SECTION 5/6

社員が5日間フルコミットするNRI、課題を捉え事業開発を体感するリクルートのインターンシップ

⸺事業状況や活躍社員像に紐づくインターンシップの中身やこだわりを教えてください。まず、NRIのサマーインターンシップは、なぜ「人気No.1」と言われるほど口コミ・満足度が高いのでしょうか?

布施:理由は3つあると考えています。1つ目は、5日間を通して社員がしっかりコミットする点です。飾らない人柄の社員が多く、実際に接することで社風も感じられると思います。2つ目は、リアルなテーマ設定です。毎年同じテーマを扱うことはなく、常にアップデートしています。クライアントのニーズは日々変化しているため、アンテナを高く張って社会トレンドに沿ったテーマを扱っています。例えば、カーボンニュートラルへの対応が求められる中、企業が具体的に直面する経営課題にどのように取り組むべきか、といったものです。鮮度の高いテーマに取り組むことで、より具体的に働くイメージが醸成できると思います。

3つ目は、5日間ゆえの部分もあると思いますが、チームのつながりができて、就活時の仲間ができるのは魅力だと思います。知的好奇心を持った優秀な学生とチームを組み、与えられたテーマに向かって考え、解決策に向かって議論を突き詰めていく時間は濃密で刺激的で、働く動機を見つける原体験になり得るでしょう。

⸺リクルートのサマーインターンシップも、初日と最終日の間に1週間の中間期間があり、比較的長い期間、与えられたテーマに向き合うことができますよね。

木村:そうですね。住まいや飲食、まなびなどの領域ごとに課題がそれぞれのチームに与えられます。ユニークなのは、実際のターゲットとなる企業クライアントや個人ユーザーを設定し、中間期間の1週間に学生自身でターゲットを探してアポイントをとってヒアリングしてもらう点です。

例えば飲食領域では「日本へのインバウンド旅行者の外食体験の課題を特定し、飲食事業として取り組むべき解決策を立案せよ」というテーマを設定したことがありますが、その際に誰に、どのようにヒアリングするのかは、学生自身が決めて行う必要があるのです。

ネットで検索すれば一瞬で「確からしい情報」を得られるかもしれませんが、その情報は間違っていたり、より根深い問題が潜んでいたりする場合が多くあります。背景やもっと深い本質に迫るためにも、直接企業クライアントや個人ユーザーと接して課題の解像度を高め、自分たちの案が本当に解決策になっているかどうか検討を重ねるという、実際の事業開発でもおこなっていることを体感していただきます。中間期間の1週間には社員によるフィードバックもありますが、ターゲットへのヒアリングによって仮説が外れたときにこそ新しい発見があるので、その面白さを感じてもらえるはずです。

⸺最終日には、両社とも発表や振り返りの場があると思いますが、それぞれの企業ならではの特徴はありますか?

布施:NRIでは初日から最終日まで社員からのフィードバックを密に行っています。短期間で学生の方が大きく成長するのを目の当たりにしているので、一人ひとりと向き合う時間を毎回大切にしています。日々クライアント目線で業務に取り組んでいる現場社員からのレビューは、端的でクリティカルなものが多く、学生自身も自分を客観視し、行動変容するきっかけとなります。フィードバック前後で学生のパフォーマンスが大きく変わることもよく目にしますし、自分の変化を肌身で感じられる部分も大きいのではないかと思います。

木村:リクルートでも振り返りは大切にしています。行動と経験、そして内省を経て、初めて人は成長できるという考えのもと、インターンシップでの経験も今後の人生を変える学びとして昇華いただけるような工夫をしています。

その一つとして、リクルートでは「よもやま」というフリーの対話時間を設ける文化があり、インターンシップでも社員と学生で行います。一般的に社会人は目的をセットして時間内で生産性の高い議論をするのが会議の組み方だと思いますが、それとはまったく異なる「何でも話していいよ」という時間です。過去のインターンシップでも、ワークの進捗はもちろんのこと、リクルートという会社についてや、学生自身のキャリア相談、大学の課題の相談まで、様々なことを社員と話していたようです。

※ 株式会社ワンキャリア主催の就活クチコミアワード2023において

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社会課題解決のため、企業の垣根を超えて協働も

⸺貴重な機会ですので、お互いに聞きたいことはありますか?

布施:木村さんは、NRIについてどのような会社だと捉えているか伺いたいです。

木村:個人的な見方になりますが、戦略的に立ち位置を築かれるのがうまい企業さんだなと思っています。群雄割拠のコンサルティング業界において、シンクタンク機能を含めて積み上げてきたケイパビリティを持っていて、時代に合わせながら勝ち筋をつくって注力することが専門領域化されているので「NRIさんに頼んだら大丈夫」と安心して任せられるクライアントが多いのだろうなと思っています。

布施:ありがとうございます。現在の社会課題は大きすぎて1社では解決できないものが多く、官民連携はもちろんですが、コンソーシアムを組成して各主体と機能・役割分担しながら事業を進める機会も増えています。今後も社会やクライアントとの信頼関係を大切にしながら事業活動を行っていきたいと考えています。

木村:私たちは役割・ケイパビリティが違うだけで、どちらも社会課題に対して同じ姿勢で向き合っていて、補完関係にありますよね。反対に布施さんから見たリクルートのイメージも知りたいです。

布施:リクルートさんは本当に間口が広く、それぞれの個の適性に応じて働けるフィールドがたくさんある印象です。サービスもどんどん広がって変化し続けていて、事業ポートフォリオが強いと感じています。ヒトもカネも全部揃っていて、何でもできる会社だと思いますね。

木村:ありがとうございます。冒頭でもお話しましたが、3桁〜4桁億円の事業をしたい人はぜひリクルートのアセットを使って、世の中に貢献してほしいと思います。人も増えて非常に規模の大きな会社に成長していますし、「Indeed」のような企業を買収し、世界を代表するIT企業を現実的に目指せるのも日本でリクルートくらいではないかと、個人的には思っています。

また、リクルートでは多様な個人が社内外の枠組みを超えて、協働・協創するような企業を目指し、会社を公園のような場にしていこうと、「CO-EN構想」を掲げています。社内に限らず、社会に向けて新しい価値を創出する機会はさらに広がっていくと思います。

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4/3(水) 13:00締切|報酬6万円&最優秀チームに賞金10万円

【26卒】選考直結・事業立案型インターン|RECRUIT BUSINESS PITCH

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【26卒】限りなくリアルな経営コンサルか、IT実務のプロジェクトメンバーか

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