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INTERVIEW

多様な個が集い、世界を舞台に躍動する。三井物産で広がるキャリアの可能性

Goodfindが注目する企業で活躍する社員の、就活や現在の仕事を深掘りする「Goodfindが行く!OBOG訪問」。今回は、京都大学を卒業し、三井物産で働く足立涼さんにインタビュー。医学部出身の足立さんの就活の変遷をはじめ、幅広い領域での経験や海外研修制度を通じて、自らの強みを増やしながら築いてきたキャリアの歩みについて伺いました。


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話し手

足立 涼

足立 涼

三井物産株式会社
コーポレートデベロップメント本部企業投資部

SECTION 1/4

飛び抜けた能力を持つ人が集まる環境で自らの強みを伸ばしたい

⸺学生生活や当時キャリアについて考えていたことを教えてください。

足立:元々スポーツに関わる仕事に興味があり、医学部の中でもトレーニングやケガの予防について学べる理学療法学を専攻しました。

課外活動では体育会陸上競技部に所属し、4回生では主将を務めました。組織として良い結果を残すための試行錯誤の経験から、色んな人を巻き込むことで社会にインパクトを与えられる仕事をしたいとも考えるようになったんです。

⸺就職活動では、具体的にどのような企業を見ていましたか?

足立:実は当初、商社は全く見ておらず、予防や未病につながるヘルスケア関連のサービスに携わりたいと考え、IT業界やプラットフォーマ―を見ていました。

理学療法士の資格取得のために参加した病院実習で、病気やケガが進行して悪化するケースを多く目の当たりにし、患者に対して自分にできることが限られていると感じました。より手前の社会の仕組みそのものを変える必要性を覚えたのです。

一方、留学やビジネス経験もない私は周囲の学生と比べて見えている世界が狭いのではないかと、次第に劣等感を抱くようになりました。そんな中、商社で働く部活の先輩がグローバルかつ幅広い領域で熱意を持って働いていた点に惹かれ、自らの視野や知見を広げられるのではと考え、総合商社を受けることを決めました。

⸺最終的に三井物産に入社を決めた理由を教えてください。

足立:自分が携わりたかったヘルスケア領域に注力していたこと、そして、比較的部署異動の選択肢が幅広いと先輩から伺っており、自らのキャリアを主体的に築いていける可能性が高いと感じたからです。また、個性や強みを活かし、やりたいことを追求する魅力的な人が多いという点にも惹かれました。

私自身、尖った個性を持つ人間ではないため、様々な能力が飛び抜けた人と一緒に働くことで自らの強みを見つけ、能力を伸ばせるのではと考えました。

SECTION 2/4

希望していたヘルスケア領域へ携わった後、海外修業生に

⸺入社後、どのようなキャリアを歩んでこられましたか?

足立:1年目は香料を扱う部署の配属になり、食品添加物や健康食品に関わるグループ会社と展示会に参加したり、製品開発の検討をしたりしました。社内外の様々な企業を巻き込んで何か新しいことができないか模索した結果、最終的には『Cycle.me』という三井物産発のブランドが誕生し、大手コンビニ等でも製品が発売されています。

キャリアのターニングポイントだったのは、同じ部署で、製品のトレーディングを担当した3年目です。担当製品について社内で最も詳しい人材として、チームメンバーと協力しながら業務を推進しました。自身の失敗が売上に直結する状況下で、当事者意識を強く持って仕事に取り組むことができ、視座が上がったと思っています。また、責任感を持ってやり切る力を強みとして認識することもできました。

当時の上司からは「個人商店の社長だと思って仕事をやりなさい。自分の会社だと思えば損をするかもしれない状況を放置せず、すぐに解決しにいくだろう」と言われ、この言葉は今でも私が仕事に向き合う上で軸になっています。

⸺そこから、入社前から希望されていた予防・未病領域へ異動されています。どのような業務を担っていたのか教えてください。

足立:4年目に希望していたウェルネス事業室への異動が実現し、シンガポールでサプリメント関連のJV(合弁会社)の立ち上げに携わりました。当社が投資をしていた米国のサプリメント会社がアジア進出を図るための拠点を開設すべく、会社の登記から関係企業との契約書締結、ホームページ開設まで、事業を軌道に乗せる様々なサポートを担いました。

海外で会社をつくるという新たな挑戦に際し、あらゆる情報収集や精査を行いました。当初はコロナ禍で現地を訪れることができなかったものの、状況が落ち着いてからは月の半分はシンガポールに出張し、日本と行き来しながら約1年かけてサプリメントを販売する体制を整えました。

⸺海外での業務経験を経て、ご自身のキャリア観に変化はありましたか?

足立:シンガポール出張で自らの世界が広がった感覚があり、今後海外勤務をすれば、さらに視野や知見を広げられるのではと考えるようになりました。

また、自分の武器を増やし、どんどん尖らせていく必要性も感じました。専門的スキルを磨く、もしくは特定の業界や地域のプロフェッショナルになるなど、商社では様々な尖らせ方があります。 私は語学を武器にしようと考え、「海外修業生制度 に応募し、予防・未病領域において市場が伸びるであろうアジアで多く使われる中国語を選択しました。

※海外修業生制度:地域エキスパートの育成を目的に、英語以外の言語圏において、1年目は大学と語学学校に通い、2年目には現地の支店・現地法人、または出資先の関係会社で働きながら、語学力を磨き、ビジネス経験も積むことができる三井物産の海外研修制度。

SECTION 3/4

強みや経験を活かし、新たな領域でさらなる成長を

⸺海外修業生として過ごした2年間はいかがでしたか?

足立:私が通った台湾大学は非常に厳しく、朝から晩まで勉強の日々で大変でしたが、中国語の上達という意味では非常に良い環境でした。2年目の実務研修では、学んだ言語を実践で活用するために、日々の会話が中国語メインである流通事業本部傘下の北京の会社で新規顧客向けの営業を担当しました。

当初は営業先に素っ気ない態度を取られることもあったのですが、中国は人と人との関係性を重視する文化があるため、諦めずに通うことでクライアントとの信頼を深めることができました。

この2年間で異なる文化を理解する重要性を体感することができ、幼少期から日本で生活してきた私にとって、海外で働く自信にもつながりました。

⸺帰国後は、企業投資部にてバイアウト事業を担当されていますね。

足立:企業への投資、その後の成長支援、そして他社への売却までを一貫して行うチームに所属しています。金融業界特有のスキルや経験も求められますが、それ以上に最後までやり遂げる責任感が重視されるため、自身の強みを活かせていると感じています。

これまで、多様なステークホルダーを巻き込み、最大の成果を出すことに注力してきました。チームの利益だけでなく、三井物産全体、ひいてはグループ会社を含めた広範な視点から、いかに大きなシナジーを生み出すか追求していきたいです。

⸺最後に就活生の方へメッセージをお願いします。

足立:私自身、就活時や新入社員の頃、いかにこれまで見えていた世界が狭かったか痛感しました。学生時代に熱中することを見つけて極めることはかけがえのない経験となりますが、色んな人に会い、視野を広げる機会も大切にしてください。

SECTION 4/4

後輩におすすめしたい本

目の前の仕事や課題に追われ、自分のビジョンを失いがちな中で「本当にやりたいこと」を再認識させ、気づきを与えてくれる一冊。

佐宗邦威著『直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN 』(ダイヤモンド社)

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