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INTERVIEW

5つのスキルでAI時代の希少人材へ。20代で活躍する若手3人のキャリア論

「成長環境があります」と多くの企業が言うけれど、果たして変化のスピードが速いAI時代にはどのようなスキルを身につけたらいいのだろうか。そのような疑問を抱く就活生に向けて、今回は「一人当たり売上高2億円」という生産性の高さが際立つ、L&E Groupの若手リーダー対談をお届けします。新卒4年目で新規事業責任者、人事本部長、起業家となった3人が考える、AI時代に鍛えるべきスキルや市場価値を高める方法、キャリアとは? 3人が早期に活躍できた理由に迫ります。


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SPONSORED BY 株式会社L&E Group

話し手

藤井 亮

藤井 亮

株式会社L&E Group
新規事業責任者

佐藤 諒

佐藤 諒

株式会社migratio
代表取締役

釘宮 悠太

釘宮 悠太

株式会社L&E Group
人事本部長

SECTION 1/6

新卒で一つのスキルに特化するリスク

左から藤井さん、釘宮さん、佐藤さん

⸺近年、AIの台頭や進化のスピードが著しく、ビジネスニーズも刻々と変化しています。このような社会で自らの市場価値を高めるには、どのようなスキルを身につけたらいいのでしょうか?

釘宮:私たちが当たり前のように行っている仕事が、突如AIにより代替される可能性もあるとすると、新卒入社後に「一つのスキルに特化して磨いていくこと」は、長いキャリアを歩む上で非常にリスクが高いと私は考えます。

従って若手のうちは、様々なスキルを組み合わせて自分のポートフォリオをつくっていくように、総合的な能力を身につけることをお勧めします。異なる複数の業務経験をしておくことで、問題にぶつかったときの引き出しの多様性が生まれ、困難を打破する突破力も磨かれます。

また、AIは過去の大量のデータ、すなわち前例を学習して結果を出力します。そのため、AIが得意としない「前例のないこと」を実行し、成果を出すために模索できる環境に身を置くことも重要です。特に、誰も挑戦したことのない新規性の高い領域や、テクノロジーの発展など変化が激しい領域では、そうした経験ができると思います。

藤井:今のところAIは万能ではなく、苦手なことやできないこともあります。最近注目されている生成AIは、与えた指示に対して非常に正確かつ創造的なアウトプットを返してくれますが、指示が抽象的であれば、出力も抽象的なものにとどまります。だからこそ重要なのは「何を課題と定義し、どう具体的に指示を出すか(=企画力)」、そして「練り上げたアイデアをどう実現に落とし込むか(=実行力)」という人間側の力です。

企画力でカギとなるのは人間ならではの「偏愛」です。AIが台頭し知識や処理能力の価値が下がる中、差がつくのはユニークな「切り口」で課題を設定できるかどうか。その源泉となるのが自分なりの偏愛、すなわち強いこだわりや興味です。そしてこの「偏愛」は、釘宮の言うように一つの業務ではなく、幅広い業界における複数のビジネスに触れ、様々なレイヤを経験することで見つけることができます。

そして思考を行動に移す「実行力」も、人間だからこそ高められる力です。裁量のある環境で自ら思考し、高速でPDCAを回す中で実行力は鍛えることができます。

佐藤:変化が激しい世の中への対応力を身につけるためにも、苦手な仕事を減らすことが大切だと思います。そのため、2人が言うように、若手のうちに幅広い業務を経験することをお勧めします。

AIが業務の大半を担ってくれる時代も近いかもしれません。だからこそ、常に新しい情報やテクノロジーをキャッチアップし、社会の進化に対して自分を変容させていくことが求められていると思います。いざという時に、苦手なことや嫌いなことが多いと、自己変容の幅が制限されてしまうからです。

⸺一つのスキルを獲得するにも一定の時間を要すと思いますが、どのような環境であれば複数のスキルを身につけることができますか?

釘宮:「一つのスキルを身につけた」とする定義が難しいのですが、一般的には約1万時間をそのスキル獲得に資する業務に費やしたら一流になれると言われていたりします。

その上で、若手のうちに複数の高度なスキルを獲得するためには、この1万時間を短縮する必要があります。そのためには、密度の濃いビジネス経験を積むことができる環境に進むことが大切です。

詳細は後でお話ししますが、当社では意図的に短いスパンでジョブローテーションを回し、早期に多様な経験を積めるように社内制度を設計をしているのが大きな特徴です。

SECTION 2/6

新卒がコアメンバーとして事業とカルチャーをつくれる高揚感

⸺お三方は若手のうちに複数スキルを獲得しようと考えてL&E Groupへ入社されたのでしょうか? 就活軸や入社の決め手を教えてください。

藤井:L&E Groupに入社した理由は、一人のビジネスパーソンとしての戦闘力──すなわち総合的なビジネス力──を高めるために、少数精鋭の企業で様々な経験を積みたいと思ったからです。自分を含め新卒でカルチャーをつくっていける点にも高揚感がありました。初期のリクルートさんやサイバーエージェントさんのように、今後大きくなる会社の初期メンバーになれるワクワク感がありましたね。

理系の院生だったので、就活開始当初はメーカーや戦略コンサル、メガベンチャーと幅広くみていたのですが、進めるうちに「戦略だけでなく実行にも携わりたい」「大きなプロジェクトの一員としてではなく、自らが中心となって事業づくりに取り組みたい」という思いが強くなり、最終的にその志向とフィットしたのがベンチャーである当社でした。

佐藤:私の場合、IT系のベンチャーを探す中でL&E Groupのサマーインターンに参加したのが最初の出会いでした。その後、本選考もしくは長期インターンに進む選択肢があり、私はデジタルマーケティングを実践しながら詳しくなりたいと思い、後者を選びました。

⸺マーケティングの企業がたくさんある中で、L&E Groupに入社を決めたのはなぜですか?

佐藤:インターン生として社員と同等の大きな裁量で業務に励む中で、組織自体が急速に成長していることを実感できましたし、変化も激しく、まさにベンチャー気質な職場が魅力的に感じたからです。

1年目から社長や役員直下で働くことができるのはもちろん、文系でプログラミング未経験だったインターン生の私に、0からプログラミングを教えて下さり、エンジニアとして育ててくれたことからも、若手に投資してくれる会社だと、身をもって実感しました。

釘宮:藤井や佐藤と同じような観点ですが、私もL&E Groupのサマーインターンに参加した際、「新卒社員でも入社後すぐに会社のコアメンバーとして一定の裁量を持って仕事ができそうだ」と確信できたからです。

少数精鋭のためインターンや懇親会でほぼ全社員と話すことが叶い、社員一人ひとりの能力や生産性の高さを実感し、1年後には自分もこのように急速な成長を遂げられるイメージが湧きました。

さらに会社や組織が初期フェーズであるため、組織の文化や事業づくりの意思決定に関われるといった先行者利益を得られると考えました。現在のベンチャー界隈で誰もが知る経営者や事業家は、企業の黎明期や初期のフェーズでジョインしている方が多く、良い会社を創る側にまわった方が自分の価値を高めやすいと思ったんです。

多くのマーケティング企業がある中、L&E Groupを選んだ理由は、成果報酬型のビジネスモデルだったからです。マーケティング支援をして成果を出せなかった場合、お客様からいただく報酬が0円という厳しい環境に身を置くことで、必ず成果を出せる実力が養えると思いました。

SECTION 3/6

AI時代の希少人材になるために、身につけたい5つのスキル

⸺お三方は新卒3~4年目から事業責任者や人事本部長、起業家として活躍されています。なぜL&E Groupでは早期に若手が成長できるのでしょうか?

釘宮:新卒採用に明確なテーマを掲げて実践しているためです。それは「将来事業経営を担う、ビジネス総合人材を育成する」というものです。

変化の激しい社会において、1つのジャンルで希少人材になるのは難しいかもしれませんが、20代で5つのスキル(以下図を参照)を身につけ、複数のスキルを掛け合わせることで、社員一人ひとりが市場価値を高められると考えています。

出典:L&E Group採用サイト

元リクルートの藤原和博さんの理論によると、3つのキャリアを掛け算すれば100万人に1人の希少性の高い人材になることができると考えられます。L&E Groupでは5つのスキルを早期に獲得するための業務アサインや機会も豊富にあるため、20代で飛躍的に成長できるのだと思います。

⸺なぜこの5つのスキルなのでしょうか? 各スキルの詳細や設定の背景を教えてください。

釘宮:まず、1年目で身につけてもらいたいスキルとして、左下のセールス&コンサルティングと右下のデジタルマーケティングを土台に据えています。前者は商売の基本である「売る力」と「顧客の課題解決をする力」、後者はマーケティングを駆使して「事業を伸ばす力」。どちらも個人で完結するスキルです。

その一段階上にある、新規事業開発&グロースは0→1を生み出し、1つの事業を推進する力です。コーポレート戦略(HR・ファイナンス)は、ヒト・モノ・カネと言われる会社の基盤をつくる力です。この2つのスキルを得るためには、組織を率いるマネジメント力や仕組み化力も求められます。

そして、最上位に位置する経営企画・経営戦略は、企業を複数の事業の集合体としてみる、言わば会社を経営する力です。L&E Groupという一企業組織として、市場で勝っていく戦略を考えることができるスキルであり、今後入社する皆さんにも、事業部単位の経営人材から企業単位の経営人材を将来的に目指してほしいと考えています。

藤井:私は土台の2つを獲得後、現在は「新規事業開発&グロース」に取り組んでいます。1年目に身につけたセールス&コンサルティング、そしてデジタルマーケティングのスキルは今も日々の実務に直結しています。前者ではお客様の課題を見極め、それに対する提案を納得感を持って届ける力を養いました。新規事業とは、お客様のまだ言語化されていない課題を見つけ、新しい手段で解決することであり、本質的に行っていることは変わりません。

デジタルマーケティングのスキルは、ビジネスモデル設計や事業立ち上げにも活かされており、事業開発をしながら、複数のスキルを土台から磨き続けている感覚です。

SECTION 4/6

マーケティングを起点に成長市場で事業創出

⸺藤井さんが責任者を担う事業では、マーケティングをどのように活かしているのでしょうか。事業内容についても教えてください。

藤井:不動産領域で、空き家の再生事業に取り組んでいます。日本の不動産流通においては、多くの不動産会社が仲介手数料を主な収益源とするビジネスモデルを採用しています。その構造上、手数料が見込めない空き家は後回しにされやすく、結果として流通しにくいという課題があります。

簡単に言えば、不動産を買いたい人と、売りたい人がいても、流通の都合で出会えていません。そのような現状を踏まえ、マーケティングの力を駆使して、必要な人に必要な情報を届けることで、業界の構造的な課題を解決し、その先にある社会課題の解消へと繋げる事業を推進しています。

⸺ご自身の入社理由だった「自らが中心となり事業に主体的に取り組みたい」という想いを、着実に実践されているんですね。事業責任者になってから、どのような成長を感じますか?

藤井:常に次のこと、一歩先の施策を考えるようになりました。例えば事業が順調に回っているとき、チームの一員であれば、その状況を喜びつつ、サイクルを維持することに集中しがちです。

しかし事業責任者は「新しいことが生まれていないのでは」といった危機感を持ち、常に次に何を仕掛けるべきかを考えなければいけません。事業の未来を描くことは、その人の価値観やセンスが最も問われる領域であり、事業立ち上げの醍醐味とも言えます。

実は最初の半年は売上が立たず、正直しんどかったです。しかし、毎週社長と話す機会があり、直にフィードバックをもらうことで次の一手をどうすべきか思考が深まりましたし、視座も大きく引き上げられました。

釘宮:今後も当社のマーケティングの知見を活かして、他の領域でも新規事業を立ち上げる構想があります。マーケティングを起点にさまざまな業界の情報が集約されるため、今後成長する市場を見つけやすく、次のビジネスチャンスを掴みやすいのもL&E Groupの大きな強みです。

⸺佐藤さんは入社4年目に起業し、現在は株式会社migratioの代表として、海外市場に向けたマーケテイング支援事業をされています。学生時代から起業を志していたのですか?

佐藤:周りに起業している友人がいたので興味はありましたが、将来必ず起業したいとまでは思っていませんでした。起業への思いが強くなったのは、L&E Groupでさまざまな経験をさせていただいたことで、自分が取り組みたい事業アイデアが見つかり、どうすればビジネスとして成り立つかがわかるまで、自分が成長できたからです。

入社2年目で私がマネージャーになった時の上司が社長で、毎週話をしていたことが大きな成長につながり、ターニングポイントになったと思います。

SECTION 5/6

役員直下で経営視点を養い、早期に会社の中枢を担う

⸺L&E Groupでは、なぜ20代の若手のうちに希少人材に近づきながら、会社の中枢を担うポジションで活躍できるのでしょうか?

釘宮:私たち3人の共通点でもありますが、1年目から役員直下で直接フィードバックをもらえる環境で、幅広い業務に挑戦し続けているからだと思います。

役員直下だからこそ、1年目であっても大きな予算目標と裁量が与えられ、経営視点を養う業務に向かい続け、密度の濃い時間を積み重ねることができます。その経験が1万時間を短縮することにつながっています。

また、L&E Groupが少数精鋭であることも大きな理由です。人数が少ないとポジションが限られると思われるかもしれませんが、事業が伸びているためポストが続々と生まれています。さらに、分業をせず一気通貫で業務を任せている点や、担当業界を限定せず複数領域の顧客を横断的に支援する業務環境であることも少数精鋭の魅力です。

基本的に1〜2年スパンで異動・ジョブローテーションをするため、多様な業界や企業を支援しながら複数のビジネスを俯瞰することができ、事業をつくるための感度も高まります。入社5年以内に新規事業を創出するメンバーも多く存在します。

⸺社員一人当たりの売上高は約2億円と生産性の高さが際立っています。これほど生産性が高い理由を教えてください。

釘宮:高い生産性の背景にあるのは、L&E Groupの経営戦略です。常にブルーオーシャンで成長性のある市場に早期に入り込んでマーケティング支援を行い、高いシェアと利益率を保っているからです。また、成果報酬型のビジネスモデルであるため、失敗すれば売上にならない反面、成果を出せばその分だけ青天井に売上が増えることも理由の一つです。

もちろん、社員個々の能力の高さも理由です。しかし、それだけでなく、佐藤がインターン生時代に未経験からエンジニアになるための研修を受けることができたように、社員に大きく投資するからこそ、一人ひとりの可能性を広げ、能力を高められているのだと思います。

また、これも当社のカルチャーとも言えるかもしれませんが、ルーティンワークを自動化する等、業務の効率化は徹底しています。他にも、社員の健康なども生産性に寄与すると考えており、朝食の支給やランチ代の補助など、健康的な働き方をサポートする制度や文化があります。

SECTION 6/6

投資家的な思考でキャリア選択を

⸺ここまで、若手社員の成長環境を中心に伺ってきました。L&E Groupでは“商才を磨け”を育成テーマに掲げていますが、お三方が考える“商才”(商売で成功するのに必要な才能)とは何でしょうか?

釘宮:今伸びているスタートアップを見ていると「どの市場が伸びるのか、そこでどう戦えばよいかを見抜くことができる着想力」が最も重要なのではないかと思います。

さらには、着想したアイディアを「三方よしの仕組み作りとして実行できる」ことも大事です。自社の利益と顧客の利益に加え、それらを通じて社会課題が解決されるような仕組みをつくる「三方よし」を、当社の経営陣は大切にしていて私たちも日々意識しています。

佐藤:私も商才とは「未来を見通す力」だと思います。長期で堅く伸びる事業をつくるために、未来を見通した上で、ビジョンを立て、仕組みをつくって実行する。その際、三方よしの視点やマネジメント力、組織づくりの力も必要になってきます。

藤井:究極的には「ビジネスチャンスを嗅ぎつけ、お金を生み出す力」です。「なぜこういう事業がまだないんだろう」などと、現状の仕組みに対して違和感を感じ、見過ごさないことが大切です。そのような嗅覚は、顧客を通じて幅広い業界の課題に触れることで磨かれると思っています。

⸺商才とは、未来を見通して、社会に求められる事業をつくる力ということでしょうか。最後に、新卒採用を行う釘宮さんより就活生にメッセージをお願いします。

釘宮:就活生の皆さんには、キャリアをぜひ投資家的に思考することをお勧めします。次はこの市場が伸びるだろうと未来を予測し、長期目線で考えてください。

大学受験と同じ感覚で入社先も偏差値や知名度で選ぼうとする人が多いですが、多くの人が行きたがるところに行っても、周りと同じようなスキルしか身につかず、スキルの希少性という意味では市場価値が上がりきらないことにも繋がります。

能力が高い人こそ「複数のスキルを掛け合わせながら、AIの進化や次にくる未来を予測し、今後伸びる市場かつライバルが少ないブルーオーシャン領域で稼ぐ、投資家的なキャリア」が成功しやすいと思います。

私たちの話やL&E Groupに少しでも興味を持った方がいれば、ぜひお話したいのでインターンに参加してください。皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

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