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INTERVIEW

尽きない知的好奇心が成長を促す。若手マネジャーが語る、新規事業×コンサルの魅力

「事業会社で新規事業を担うか」「コンサルタントとして様々な課題を解くか」。その両方を担える選択肢として「新規事業のコンサルティング」をご紹介します。今回はインフキュリオンに新卒第1号社員として入社し、社内最速でマネジャーに抜擢された森本颯太さんが登場。就活では事業づくりを志しベンチャー企業を中心に見ていた森本さんが同社を選んだ決め手や、大企業の新規事業を共創するプロジェクト経験で得られる成長について伺いました。

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SPONSORED BY 株式会社インフキュリオン

話し手

森本 颯太

森本 颯太

株式会社インフキュリオン コンサルティング
マネジャー

SECTION 1/5

大企業の新規事業開発を一気通貫で支援する

⸺森本さんが担っている「新規事業コンサルティング」について教えてください。誰に向けて何を提供しているのでしょうか?

森本:事業会社や金融機関といったお客様に向けて、決済領域の事業開発コンサルティングを行っています。 お客様の決済事業の戦略立案や新規サービスの企画・検討を支援することもあれば、新規サービスの開発やリリースまで伴走をすることもあります。

お客様の大半は大企業のため、多くの人が利用し得る影響力の大きな新規事業開発に、入社1年目から携わることができます。私が1年目に担当したのも大手金融機関や通信キャリアなど大手企業のプロジェクトで、具体的には、大手通信キャリアの新規決済サービス「●●Pay」のサービス戦略の立案や事業成長促進のための施策に携わりました。

プロジェクトの内容は様々で、新規サービス検討のための調査やサービスの企画段階にまで携わる3ヶ月程度の案件から、実際にそのサービスをつくると決まって要件定義・開発・リリースする段階の約1年間に渡るものまであります。戦略立案だけでなく、新規事業の企画段階からリリースまで一気通貫で支援できることが特徴です。

参考:株式会社インフキュリオン公式HP

⸺インフキュリオンならではの強みは何ですか?

森本:一番の強みはフィンテック領域を黎明期から牽引してきたリーディングカンパニーとしての、領域トップクラスのプレゼンスの高さです。

インフキュリオンには決済領域と新規事業の知見を持つ人材が集まり、案件の実績も豊富なため、大きなコンサルティングファームとのコンペに勝つこともありますし、「決済ならインフキュリオンに相談しよう」と、お客様から直接お声がけいただく機会も多いですね。

代表の丸山はFintech協会初代代表理事(現エグゼクティブアドバイザー)として金融庁や国とも関わり、官民連携の役割も担っています。Fintech協会の活動を通して規制緩和や法改正への働きかけを行い、日本のキャッシュレス化を推進している当社は、決済領域を代表する存在だと言えるでしょう。

また、コンサルティング事業だけではなく、事業会社として自社プロダクトやサービスも運営しているので、自社事業とコンサルティングの知見を相互に活かせる点も当社の特徴です。

私自身、実は入社前には「コンサルという職種ではお客様の事業に対して第三者的な関わり方しかできないのではないか」という懸念を抱いていましたが、入社後に様々なプロジェクトの経験を重ねることで、まだ世の中にないものを生み出す事業開発の最前線で仕事をしていると実感しています。

SECTION 2/5

「共創」では、お客様にない視点が価値になる

⸺「コンサルティング」とは、具体的にどんなことをしているのでしょうか?プロジェクトの事例や業務について教えてください。

森本:先ほどお話しした通信キャリアのプロジェクトでは、既存の決済サービスにおいて、海外展開、法律改正の対応、加盟店拡大といった複数のテーマが設けられ、そのテーマごとに調査し、仮説を立て、仮説をお客様に説明して各テーマごとに今後どう取り組んでいくべきかを検討する流れで進めていきました。

⸺新規サービスの企画は、どのように進めていくのですか?

森本:サービス企画では、市場規模やユーザー行動・トレンド分析、競合、お客様の強みなど内外の環境を分析し、それらの情報を組み立てて仮説を作っていきます。仮説が立ったら、ターゲットの選定、アライアンス先の選定、ビジネス収支算定、法令面の検討などをおこない、とりまとめていきます。個人的にはサービス企画の仕事が好きなんです。

⸺新規サービスを企画するために、どのようなインプットや思考をしているのでしょうか?

森本:昨今の決済環境などを踏まえた上で、先ほどお話したような調査・分析をし、お客様にとって最善の提案を考えています。そのためには日常的に情報をキャッチすることが不可欠で、関連するニュースは全てチェックしています。

また、実在するサービスでイメージを膨らませて、「自分が使うならどんな感じのサービスがいい」、「自分がユーザーだったらこうなっていると嬉しい」などとサービスの使い勝手を考えていますね。

その上で、今回のターゲットは誰なのかを定めるために、必要に応じてユーザーインタビューやアンケートを行い、ターゲットに対する理解を深め課題を明確にしながら、企画の改善もしていきます。

さらにアライアンス企業を選定する際にはどういったプレーヤーが存在しているのか、誰がどの機能を担うのか、事業継続が可能な収益性の見込みがあるのか、法令面などもチェックし、まとめていく一連の業務を3ヶ月位で行っています。

⸺サービス企画をする際、どのような点にこだわっていますか?

森本:新規サービスづくりの支援なので、お客様の意見を鵜吞みにしていてはコンサルティングの価値は高いといえません。寄り添いつつも、お客様にはない視点で考え、時にはお客様が想定外の意見や企画を出すことでこそ、真の事業開発型コンサルティングとしての価値を発揮すると考えています。

一方で、それが絵に描いた餅ではなく「実現性の高い」専門的な知見に基づく提案であることが求められるのも事実です。

そのため、我々の提示する仮説をもとにお客様の意見を取り込んでブラッシュアップしています。お客様やアライアンス先など関わる範囲も広いため、自力だけでは限界があるとも言えます。

⸺まさにインフキュリオンが掲げる「共創」の概念ですよね。

森本:そうですね。仮説をお客様とすり合わせて修正していくトライ&エラーを重ねるのが共創であると考えています。

当社は「共創型コンサルティング」を提唱しているのですが、お客様が考えていなかったようなサービスを、業界トップの知見で提案・推進し、共にサービスを創りあげることにこそ介在価値があると、コンサルタント全員が考えています。

「第三者的にこういう選択肢が考えられる」という情報提供や単純な調査で終わるのではなく、我々はお客様のパートナーとしてサービスづくりに並走して、お客様の状況の変化や意思決定に寄り添ってサービスを創り上げていく。当社はそれが“共創”であると考えていますし、だからこそ、共創という言葉を強く打ち出しているんです。

SECTION 3/5

“ゲームメイキング”の思考で得られる専門性とやりがい

⸺新規事業開発をする上で、事業会社とコンサルの立場での違いはどこにあると思いますか?

森本:一般的な事業会社では既にあるプロジェクトや事業を手がけていく機会が多く、新規事業関連のプロジェクトが数年に一度あったとしても、その機会にアサインされる人数は限られています。大企業やベンチャーだとしても同様でしょう。

対して当社は新規事業創造のフェーズに差し掛かったお客様と、年間通じて数多くお仕事をさせていただいているので、事業会社と比較しても0→1を作る機会が圧倒的に多いです。将来自分で事業を立ち上げたい方にとっても、当社で豊富な経験が積めるのではないでしょうか

⸺新規事業のコンサルティングを通じて得られる成長ややりがいはどのようなものですか?

森本:決済や金融領域のサービス開発においては、法律が切り離せない存在です。法規制を考慮した上で制限内でより良いものを作っていくことは、まるでゲームのようだと感じることがあります。

当社がご支援する新規サービス開設においては、まだ世の中に出ていないスキームや商品性のものが多く、法や規制が追い付けていない場面もあります。このような場合、既存の法律や規制を考慮しながら弁護士との相談を重ね、どういった建付けで組み立てることで納得のある解釈を導けるのかという“ゲームメイキング”を楽しみながら、自身の専門性を高めていくことができます。

⸺難易度の高いお仕事にやりがいを感じているのですね。そもそも、森本さんはなぜインフキュリオンに入社したのですか?

森本:大前提として、入社1年目から裁量を持って仕事ができるかどうかというポイントを重視しましたが、インフキュリオンの手掛ける領域や事業のスケールの大きさに惹かれたことも入社した理由です。

当社はコンサルティングや自社事業にとどまらず、Fintech協会での活動を通して規制緩和や法改正への働きかけを行うなど、官民両面から積極的にアプローチして日本のキャッシュレス化を推進しています。

業界を代表する立場で、スケール感をもって社会を革新する取り組みをしていることに、他社にはない魅力を感じました。実際に私が入社してからも、大手企業との協業や資本業務提携を経て、企業としての認知度や信頼性は格段に上がっていると感じています。

SECTION 4/5

新卒1年目から挑戦・成長できる理由

⸺知見や経験がない新卒は、プロジェクトで価値を出せるのでしょうか?

森本:社内に領域トップクラスの知見やフォロー体制もあるので、新卒こそ「社内の力を借りまくる」ことで成果につながります。「自分に知見がなくても、会社の中にある知見をうまく活かせば、きちんとした成果物を作れる」というのは、1年目の大きな気づきでしたね。

もちろん、自分で考えて自分で手を動かして成果物にこだわることも重要ですが、当社には「助け合う」文化があるので、困った時は誰かが力を貸してくれますし、どんなプロジェクトにおいてもチームで成果を出しています。

1年目に経験したプロジェクトでは私自身新卒で知見がなかったものの、マネジャーのフォロー体制があったので、知見は詳しい人からどんどん吸収してプロジェクトを乗り越えることができました。

ただ1年目は、自分の成果物に対して「これで大丈夫か?お客様は満足してくださるだろうか?」と常に不安でした。そんな時は社内でレビューをしてもらった上で、不安を解消するために徹底的に調べて資料を作成していました。そうやって少しずつ知見が増え、自信もついていきました。

⸺そのような環境で、新卒にはどのような挑戦機会がありますか?

森本:社歴や年齢は関係なく、手を挙げて挑戦できる環境です。私が入社後2つめに経験したプロジェクトのマネジャーは自由にチャンスをくれる主義だったので、自ら申し出てアジェンダ作りからお客様への説明まで、3ヶ月間で一貫してやりました。もちろんレビューをもらいながら進めましたが、成果物のクオリティとそのオーナーシップを認められて、2年目でシニアコンサルタントに抜擢されました。

⸺若手が速く成長できる理由や、具体的なバックアップ体制などがあれば教えてください。

森本:プロジェクトとは別でマネジャーが若手社員と週次面談を行い、サポートするメンター制度があります。私も現在メンターとして、新卒のメンバーの近況や課題意識について対話をし、「どういう指摘されてどう感じているか?」など率直に共有してもらいながら、彼らの内省や成長のサポートをしています。

このようにプロジェクト以外の面で支えてくれる存在がいるというのは、心理的な安全性と成長につながっているのではないでしょうか。

SECTION 5/5

20代で大企業の役員と議論も。自分次第のキャリアパス

⸺社内最速でマネジャーに抜擢されていますが、ずばり、森本さんはなぜ若くして活躍できているのでしょう?

森本:「人の真似が上手い」のかもしれません。入社直後から経営陣や尊敬できる人をミーティングなどで観察して、成果物や言動も真似していました。日々吸収するという意識が強く、社長のことも常に見ていましたね。また自分が腹落ちできないことがあれば、時間を作って徹底的に調べ尽くしたことが自身の成長に大きく繋がったなと思います。

この領域・サービスであれば社内で一番自分が詳しいという状況を作り上げることで、お客様の前でも自信をもって語ることができ、社内でも頼られる存在となりました。その結果として社内外から相談を受ける回数が増え、受動的に情報が集まってくるという良い循環を生むことができていたなと振り返って思います。

⸺逆にご自身の課題や目標などはありますか?

森本:マネジャーに昇格したこともあり、入社4年目からはお客様である大企業の役員と対話するようになり、いかにディスカッションで価値を出せるかが目下の課題です。ディスカッションは、プレゼンと違って相手の意見を汲み取って発言しながら議論をうまく着地させなくてはいけないので、かなり難しい能力が必要だと感じています。

当社の経営陣をはじめ百戦錬磨のコンサルタントのディスカッション能力には、引き出しの多さや反射神経など、本当にかなわないと思うことばかりなので、一日も早く追いつきたいですね。

⸺最後に就活生に伝えたいことはありますか?

森本:私自身は決済・金融領域への興味関心が強くて、好奇心が仕事の原動力をなっています。この領域はすごく変化が大きく速い上に、法規制もあって難しい局面も多いのですが、決済サービスは誰もが使う重要なツールです。

インフキュリオンという会社名の由来がInfinite Curiosity(無限の好奇心)という言葉なのですが、皆さんも無限に好奇心を持てるような領域やテーマを見つけられると、仕事を仕事と思わず没頭できるので、成長の一番の近道のような気がします。

ただ、当社ではいろんな人が活躍しているので、入社前に決済や金融に対してものすごく興味があったわけではない人もいます。世の中の困りごとなりお客様の課題なり、何かしらを自分ごととして捉えて、新しい仕組みやサービスを考えるのが好きな人は、新規事業コンサルタントにとても向いていると思います。

この領域やこの仕事に少しでも好奇心を持ってもらえた人は、ぜひインフキュリオンで一緒に社会を変革していきましょう。

編集:

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