INTERVIEW
業界の常識を変革する。「世界トップ」へ突き進む急成長企業が見る景色

ほとんどの物事がネット上で完結し効率化が進んでいる。そんな時代に取り残されている領域を変革すれば、社会に大きな変化をもたらすことができるのではないでしょうか。今回は、日本のGDP全体の約10%を占める60兆円規模の、巨大なアナログ領域の変革に挑むGA technologiesで、執行役員 CPOを務める熊谷亘太郎氏と、新卒4年目で新卒採用マネージャーを担う中谷建司さんに、GA technologiesが目指す世界観について伺います。
※本記事は2025年春発行『Goodfind Magazine #39』の特集企画「Goodfindが選んだ 日本を変える企業」に掲載予定です。
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SPONSORED BY 株式会社GA technologies
話し手

熊谷 亘太郎
株式会社GA technologies
執行役員 CPO(RENOSY担当)

中谷 建司
株式会社GA technologies
新卒採用マネージャー
SECTION 1/5
「世界トップ」を目指す、アナログ領域の変革者
⸺はじめに、GA technologiesは現在、どのように日本を変えていると考えますか?
熊谷:GA technologiesは「テクノロジー×イノベーションで、人々に感動を生む世界のトップ企業を創る。」を、「Our Ambition(私たちの志)」として掲げる会社です。その言葉通りに、現在は日本の中で最もアナログな領域の一つである不動産業界に、テクノロジーの力でイノベーションを起こし、新しい価値を生み出すことを主力事業としています。
さらに当社は「世界のトップ企業を創る」と掲げるように、世界へサービスを広げることに本気で取り組んでいる会社です。私がGA technologiesに惹かれたのも、まさにこの部分でした。

⸺熊谷さんは2024年5月に入社し、最高プロダクト責任者に就任されています。これまでどのようなキャリアを歩んでこられたのでしょうか?
熊谷:新卒は独立系ソフトウェア企業に入社し、様々な職種を経験した後は、一貫して自分の強みを最も活かせるPdM ※1 のキャリアを歩んできました。海外赴任などを経て、楽天に転職し、楽天でも海外勤務をした後に「楽天トラベル」のグローバルプラットフォームづくりに携わりました。
グローバルプラットフォームで目指していたのは、世界中のお客様が、世界中のホテルを予約できるサービスです。BtoB と BtoC の双方の知見や、グローバルな考え方、海外人材のマネジメントなども必要な仕事だったため、それらを経験してきた私が責任者を任されました。
大きな失敗を乗り越えながらも7年かけてリリースに漕ぎつけ、現在は作り上げた基盤をもとに、対応する国や言語、市場を拡大していくフェーズに入っています。その中で「また新たなものづくりの領域でチャレンジしたい」という思いが芽生え、転職を決めました。
※1 PdM:プロダクトマネージャー。担当する製品・サービスの開発から販売までの戦略策定・実行・意思決定を行う責任者。
SECTION 2/5
変化が激しい環境にこそ「お宝」あり
⸺熊谷さんがGA technologiesへの入社を決めた理由は何でしたか?
熊谷:一番の決め手は、「世界のトップ企業」になることが、私のキャリアへの考え方と通じるものがあったことでした。私は若い頃、「グローバルに活躍したい」という思いを持って海外勤務を希望していました。実際に中国や韓国、ドイツで働く中で驚いたのは、日本がつくるプロダクトの品質やデザインが、海外から非常にリスペクトされているということ。日本のものづくりは、世界に誇れるものだと気づいたのです。
一方で、世界で成功している日本企業はごくわずかです。そのことに悔しさを感じた私は、キャリアを通して、日本人が自分たちのものづくりに胸を張れるような、世界に通用するプロダクトをつくっていこうと考えていました。そんな自分とGA technologiesの目指す場所は非常に近いと感じ、入社を決めました。

⸺入社前の想像通りだったことや、反対にギャップを感じたことはありますか?
熊谷:想像通りだったのは、社員の人柄の良さですね。入社前にお会いした人を含め、前向きに目標に向かっている一生懸命な人ばかりでした。
逆に想像以上だったのは、変化のスピードです。年間成長率130%という凄まじい成長を遂げてきたGA technologiesは、2024年度に1,898億円だった売上収益を、2026年度には3,230億円に伸ばす計画を立てています ※2。こうした急成長を目指し、実現できるのは、経営陣のみならず社員一人ひとりが大胆な意思決定を行い、プロセスも組織も日々目まぐるしく変化させているからこそだったのです。
付随して、社内に「これを解決すればもっと会社を良くできる」と思える貢献余地が“ありすぎる”ことも想像以上でした。私はこれを「お宝」と呼んでいます。当社は創業から十数年しか経っていない会社で、プロセスやマニュアルを整備しきれていないにもかかわらず変化のスピードが速いため、「お宝」がそこら中に落ちています。社員数1,500人規模の会社と言うと、完成された大企業のように聞こえますが、実情は成長痛を伴いながら急拡大している真っ最中の組織なのです。
※2 参照:株式会社GA technologies「中期経営計画2026」(2024年6月13日公開)
SECTION 3/5
主将や事業づくりの経験から導き出した「3つの軸」
⸺GA technologiesに新卒入社し、セールスを担った後、4年目の現在は新卒採用マネージャーを務める中谷さんにもお話を伺います。まずは中谷さんの大学時代と就活について教えてください。
中谷:大学ではアメフト部の主将を務め、全国トーナメントへの出場という創部史上最高の戦績を残しました。日本一を目指し続けるチームにすることに心血を注いでいたため、大学4年目は休学し、部を引退してから復学。就活もその時に始め、最初は周りと同じく、日系大手企業を見ていました。
転換点は、就活を始めた矢先に始まったコロナ禍でした。外出自粛期間が続き、自分の人生と真剣に向き合う中で、祖父や父と同じく経営者になりたいという思いがあることに気づいたのです。時を同じくして、部活の後輩から「コロナ禍で新歓活動ができなくて困っている」と相談を受けました。後輩たちを助けたい、また経営者という夢の実現に少しでも近づきたいと考えた私は、就活を一時ストップし、後輩を助けられる事業をつくってみることに決めました。

⸺どのような事業を立ち上げたのですか?
中谷:オンライン上に各部活・サークルが、自分たちのブースを出店できるプラットフォームです。大学周辺の飲食店にクーポンを発行してもらって学生へのインセンティブを設けることで、新歓時期以外にも使えるサービスにしていきました。ビジネスの知識も開発の経験もないまま一人で運営していましたが、想像以上に上手くいき、収益化や市場拡大も見えていました。
一方で、自分には足りないものが多いことを痛感していました。そこで一度企業に就職して多くのことを学ぶために、2度目の就活ではベンチャー企業に志望を絞りました。将来経営者として成長することを見据えたときに、スピード感があり、まだプロセスが整っていない環境で、プロセスを「つくる側」に回らなければならないと考えたのです。
⸺ベンチャー企業の選社軸は何でしたか?
中谷:軸は、自分に足りない3つの能力を鍛えられることでした。1つ目は営業力。事業づくりの経験から、相手にプロダクトの魅力を伝える力の重要性に気づきました。2つ目はITの知見。私は法学部だったのでITに詳しくありませんでしたが、そこから逃げていてはビジネスパーソンとして生き残ることができないと考えました。最後はマネジメント力。アメフト部の経験から、人をマネジメントすることは、自分が成果を出すことよりも難しいですが、その分大きなことを成し遂げられると感じていたのです。
Goodfindを使ってこの3つの能力を鍛えられる企業に出会う中でもGA technologiesに惹かれたのは、組織として一貫した視座の高さを感じたからでした。私はアメフト部の主将を担う中で、幹部だけでなくメンバー全員が高い目標に向かわなければ強い組織は作れないことを学びました。そこで面接を受けた企業の一次面接から最終面接まで、面接官全員に同じ逆質問をしました。その中でGA technologiesだけは全員が同じ内容を回答しており、全員が同じ目標に向かって進んでいる、視座の高い環境に身を置けることがわかったのです。
SECTION 4/5
不動産業界の常識は、きっとこの10年で一変する
⸺お二人のお話から、会社や働く環境としての視座の高さがうかがえます。そもそも、GA technologiesが現在おこなっている「不動産業界の変革」とは、社会にとってどのように重要なのでしょうか?
熊谷:日本のGDPが約600兆円の中、不動産業のGDPは約60兆円と、全体の約10%を占める重要な基幹産業です ※3 。にもかかわらず、その取引のほとんどが、いまだに紙ベースで行われています。例えば、不動産売買の際は、大量の書類にサインし押印することが求められます。また不動産会社も契約情報を紙で管理することが当たり前となっているのです。当社はテクノロジーによって、そのような不動産取引に関わるすべての人の体験向上に努めています。
※3 参照:国土交通省「不動産業ビジョン2030 参考資料集」
中谷:GA technologiesの基盤はITにあるため、就活生の皆さんには必ずしも最初から不動産業界に興味を持ってもらう必要はありません。ただ「現在オフラインで3〜4時間かかるような不動産の契約を、完全にオンライン化し、より短時間で終わらせる」といった、業界の常識を自分たちの手で書き換えていくことに面白さを感じる方には、きっと合う会社だと思います。

熊谷:旅行業界も十数年前は、旅行代理店に出向いてホテルや航空券を予約することが当たり前でしたが、私が「楽天トラベル」で働いていた10年間で、その常識は一変しました。今では多くの人がネット上で旅行予約を完結しています。デジタル化が業界の常識を変革するという意味で、私は今の不動産業界が、十数年前の旅行業界と酷似していると感じます。
⸺不動産業界のデジタル化の遅れは、日本のみの問題ではないのでしょうか?
熊谷:同様の問題は海外でも起きており、GA technologiesのサービスは世界に誇れるものだからこそ、グローバル展開を進めています。実際に7カ国・地域に51拠点を設けており、2024年にはアメリカの企業もM&Aしました。私のように他社で海外展開を経験したグローバル人材も続々と入社しています。例えば、Amazonジャパンの立ち上げメンバーが執行役員に就任したり、Googleマップの初期開発に携わっていたエンジニアがCTOとして参画したりもしています。
SECTION 5/5
「新卒に期待しているから」。2年目社員だけで支社立ち上げ
⸺そんなGA technologiesで、新卒はどのように成長できるのでしょうか。中谷さんの入社後の経験について教えてください。
中谷:東京で1年、福岡と名古屋で半年ずつ、BtoC のセールスを担当した後、3年目から新卒採用のマネージャーを務めています。入社前に目標としていた営業力は、最初の1年でかなり鍛えられました。
最初はお問い合わせいただいたお客様へお電話で商品のご提案をする、インサイドセールスを担当していました。ヒアリングから商品説明、ご購入の意思確認までを30分間のお電話の中で行うという、非常に難しい仕事です。顔が見えない中でも短時間で関係構築ができるように、話す内容から声のトーンまで意識して臨んでいました。この1年間は営業の真髄を学べた期間だったと思います。

2年目には、福岡支社の立ち上げを任されました。立ち上げメンバーは、私を含めた同期3人のみ。普通なら経験豊富な30代の社員をリーダーとして行うようなプロジェクトを、取締役の樋口は「新卒社員の成長に期待しているから」と、私たちに一任したのです。
いつ、何をすべきか、0から100まで自分たちで決めて実行しなければならない環境でしたが、3人で力を合わせて取り組むうちに、半年後には想定されていた4倍という、支社史上最大の成績をたたき出すことができました。
⸺新卒2年目だけで支社を立ち上げ、半年で過去最大の成績を収めたとは驚きです。
熊谷:GA technologiesは急成長を続けており、一人が担う仕事の幅も裁量も大きいからこそ、一般的な会社で3年かけて学ぶようなことを、1年、半年といった短期間で集中的に経験することができます。本来、「ベンチャー企業」はそういう環境なので、アメリカでは優秀な学生ほどベンチャー企業に入社して力をつけようとするのです。
中谷:日本では優秀な人ほど、成熟期にある企業を志望しがちですが、私はその考え方を変えたいと思い、新卒採用に携わっています。GA technologiesがベンチャー企業として海外に進出し、日本を代表する企業になることで、優秀な人ほど世界や産業を創り、変える側に回っていることを証明していきたいと考えているのです。
当社はベンチャー企業としては規模が大きくなってきた会社だと思われるかもしれませんが、ここをゴールとはしていません。私たちが目指しているのは「世界」です。自らの手で世界のトップ企業を創り上げる。そんな景色を味わえるのが、今GA technologiesに参画する魅力だと思います。

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