INTERVIEW

人材業界を志望する学生が悩んだ末に選んだ、もう一つの選択肢

公開日:

話し手:天野佑里、北川拓海

編集:原田 奈津子

Sponsored by 株式会社ファーストキャリア

志望する方が多く人気のある人材業界ですが、その中の「人材開発」という領域や、「若手活躍支援やキャリア観構築のプロ」の存在を知っていますか? 本記事では、若手人材の育成に特化した事業を展開する、株式会社ファーストキャリアの若手社員にお話を伺いました。
成長企業で活躍する二人からキャリアについて学びながら、「人・組織・キャリア・働きがい」といったテーマに興味がある読者へ、新たな選択肢をお届けします。

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「人の可能性の発揮」「イキイキと働く人を増やす」を軸に進めた二人の就活

左:北川氏、右:天野氏

天野佑里(あまの・ゆうり)

株式会社ファーストキャリア 営業本部リーダー

青山学院大学卒業後、2016年に新卒入社。不動産・インフラ業界などの大手企業を担当し、若手育成やキャリア教育のプロジェクトに数多く携わりながら、新卒採用リクルーターを兼任。

北川拓海(きたがわ・たくみ)

株式会社ファーストキャリア 営業本部リーダー

同志社大学卒業後、2018年に新卒入社。大手総合商社やメーカーを中心に多くの若手育成プロジェクトを担当。社内最速で自社の新入社員育成を任せられ、後輩育成にも従事。

──まずはお二人の就職活動について伺います。いつ頃から就活を始めて、どんな軸で企業を見ていましたか?

天野: 3年生の夏から始めました。サマーインターンで幅広く見た結果「やっぱり人材業界に進みたい」と思い、秋以降は人材業界一本に絞りました。「人の可能性が発揮されるためのお手伝いができる」ことを大きな目的として、当初は人材紹介や人材派遣を見ていて、実際に3年生の冬頃に大手人材派遣会社から内々定をいただきました。

北川: 私も3回生の夏に、難関として有名なある企業のサマーインターンに腕試しで参加した後、10月から本格的に就職活動を始めました。「自分自身がイキイキと働き、イキイキと働く人を増やせる」仕事を探していて、主に人材紹介会社を見ていましたが、経営コンサルの会社も受けていて、そちらから最初に内定をいただきました。

──お二人が「人の可能性が発揮される支援」「イキイキと働く人を増やす」という軸で、企業を見ていたのはなぜですか?

天野:学生のキャリア支援をした経験が強く影響しています。私は大学時代の4年間、アイセック・ジャパンという学生団体で活動し、4年生の時にあるプロジェクトで代表を務めました。

そのプロジェクトでは大手外資系コンサルティングファームと共同で、女子学生向けのキャリア支援付き海外インターンシップを企画・実施したのですが、参加学生が自らの可能性や目指したい姿・強みに気づくことで見違えるほど成長し、目標に向かう熱量が変わるのを目の当たりにしました。

天野: そして一人が変わると、その変化が周囲に大きな影響を与える──この循環に大きな可能性を感じたんです。また参加者の方に伴走し、一緒に悩みながらもサポートできたことは本当に大きなやりがいでした。

北川: 私は父親の楽しそうな仕事姿を見て、小さい頃から「仕事=楽しい」ものだと思って育ちました。ただ、自分が成長するにつれて「大人の全員が楽しそうに働いてるわけじゃない」と気づいた時に、自分は父親のように「イキイキと働きたい」と思ったんです。そして自分の仕事を通して「イキイキと働く人が増えればいいなぁ」と漠然と思うようになりました。

そんな私の想いをより強くしたのが、学生時代にインカレ版の学祭を運営する学生団体の活動に参加した経験です。毎年10万人以上が来場するお祭りの企画・広報・営業をすべて学生主体で取り組んでいたのですが、3回生では自らが代表になり、240人のメンバーと一緒に一つのものを作り上げていくことに、とてもやりがいを感じました。

北川: その時に、一人ひとりでできることは小さくても、組織として一丸となれば、10万人規模のイベントを成功に導けることに、人や組織の可能性を実感しました。

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悩む中で出会った「人材開発・組織開発」領域

──お二人とも別の企業から内定獲得していたとのことですが、そこで意思決定をしなかったのはなぜですか?

天野:当初希望していた人材企業から内々定をいただいたものの、「本当にこれでいいのだろうか?」と悩んでいました。

業界について理解を深めていく中で、気になる点があったからです。人材派遣では求職者のモチベーションが高くないことがあったり、報酬をいただく企業寄りのマッチングになることがあったりします。また、質よりも量やスピードが求められることが多いことも知りました。もちろん全ての場合でそうとは限らないとは思いますが、私は引っかかっていました。

そんな時にGoodfindのキャリアアドバイザーと話す機会があり、詳しくお話するうちに、初めて「人材開発・組織開発」という領域の存在を知りました。私の掲げていた「人の可能性が発揮される支援をする」という目的を果たすには、この領域の方が合っていると思い、4年生の3月頃からこの領域の企業の選考を受け始めました。

北川:経営コンサルの会社に内定をいただいていたのですが、やはり私は経営より人を支援したいという思いがあり、そんなモヤモヤした気持ちを私もキャリアアドバイザーの方に相談したんです。

そこで人材業界の中でも「人材開発・組織開発」という領域があると聞いて、ファーストキャリアのことを知りました。

人材開発は、顧客が自社の従業員や会社自体を成長・変化させていくために投資しているので、価値提供しなければならないのは人や組織の成長ということになります。お金をいただいて自分のやりたいことができると知った時には、自分の中のモヤモヤがスッキリしたのを覚えています。

北川:それからは「人材開発・組織開発」に絞って、就職活動を進めていきました。また、たくさんのベンチャー企業で働く方々とお話をして、皆さんが「イキイキと働く」姿を見る中で、大きな会社で歯車になるよりも、「小さな会社で、会社を作っていく」方が楽しく働けるのでは、と思うようになりました。

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“若者”の可能性にフォーカスし、自社の組織づくりも担える成長環境

──人材開発・組織開発の企業を見て、最終的にファーストキャリア社に入社する決め手は何だったのでしょうか? 

北川:最終的に決意した理由は「若手の育成に特化していること」と「組織規模が小さいこと」の2つでした。

私は、人々の働くことに対する価値観が形成されるのは「若手」の頃だと思っています。もちろん、年齢を重ねてから変化される方もいますが、やはり「若手の時期に誰と出会うのか、またどんな経験を積むのか」が大きいと思います。

ファーストキャリアは「人材開発・組織開発」領域の中でも、「若手」に特化している企業で、「人の成長を偶発から必然に変える」ことをミッションにしているので、私が重要だと思う若手の機会をサポートできる仕事にとても魅力を感じました。

また社員数も20名程でしたが、社長から内定後に「まだまだ小さい会社で不完全なところもあるけど、是非一緒に会社を作っていってほしい」と言われたのが印象に残っています。余談ですが、最終面接後に「内定通知書を直接渡したい」と、京都に住んでいた私にわざわざ交通費を出して東京に呼んでくれたことも印象的で、嬉しかったですね。

天野:私は事業・環境・会社の規模で決めました。事業面では、社会人としてスタートを切ったばかりのファーストキャリア期(入社3,4年目頃まで)の育成のお手伝いをすることで「自分の可能性に気づき、イキイキと働ける人を増やすことができる」と思いました。またクライアントの多くが日本を代表する大企業なので、個人を対象にしたキャリア支援よりも、社会に対するインパクトの総和が大きいと感じました。

環境面では、若手でも早くから大きな仕事を任せてもらえる一方で、やさしく人想いの社員が多く、突き放されたり、殺伐としたような環境ではないことも面談などから感じとれたので、成長環境としてバランスが取れている点も魅力でした。

さらにはまだ数十名規模の会社だったので、自分の存在意義を実感できそうな期待を持てたことも大きかったですね。先に内々定をいただいた企業は新卒だけで100名以上採用していたので、小さな組織で「個」として見てもらえる方が、私もその期待に応えようとして頑張れると思いました。

4年生の夏に入社を決めた後、その年の冬には社員全員からのメッセージが入ったクリスマスカードを頂いたり、両親に対して社長・副社長から手紙を送っていただいたりと、「天野佑里」として見ていただき、歓迎されていると感じる場面が多々あり、とても嬉しかったことを今でも思い出します。

数十名という規模を不安に感じる方もいるかもしれませんが、セルムグループという強い土台の上で、若手に特化した事業を展開し、独立性と強みを持っています。ベンチャーでありながら安心感を持てる会社だと思います。

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若手育成のパートナーとして最適解を導き、人・組織の成長に立ち会う

──実際に入社されてからはどのように働いていますか? 入社前にやりたかったことはできていますか?

北川: 私と同じように学生生活のなかで、サークルや部活・学生団体やアルバイトなど、何かしらの組織に所属して「後輩をどうやって育てるか?」や「みんなのモチベーションをどうやって高めるか?」を考えたことがある人も少なくないと思います。

同様に人や組織の課題を抱えている企業は多く、私たちはそうした課題についてお客様と一緒に考え、人や組織の成長を支援しています。研修案件では新入社員研修などの若手向けの研修と、若手を育てるOJTトレーナーや上司向けの研修を主に提案しています。

北川:またコンサルティング案件では、若手が早期に成長できるような仕組みをOJT(現場での育成)、Off-JT(研修)の両面から設計する支援などを行っています。組織・人の課題に向き合うことは、絶対的な正解がなく最適解を日々考え続けていく難しい仕事です。しかし、組織が変わる瞬間や人が成長する瞬間に立ち会える、大変やりがいのある仕事でもあります。

私は本職の営業だけではなく、自社の採用リクルーターや、新入社員のオンボーディング(受け入れ)プロジェクトにも参加して、自分自身の影響度の大きさを感じています。

天野: 人生100年時代では仕事に向き合う時間が長くなってきます。その仕事に対して「イキイキと取り組める人を増やす」、それを可能性だらけの若手向けに出来るので、こんなに楽しいことはないと日々感じています。その中でも、日本を代表する大手企業の若手社員向けにサービス提供しているので、日本社会に対するインパクトの大きさもやりがいです。

ちなみに入社後に先輩から一番言われたのは「どこを見て仕事をしているのか?」ということです。私たちの役割はお客様の課題に対して最適解を提供することで、徹底してそこに目を向けることの重要性を教わりました。

天野: そして最適解を提供するためには、まず相手目線で考えること。どれだけお客様への疑問や関心を持ち、深く知ろうとできるか。相手がどんなことを考えていて、自分が何をしたら相手の役に立てるか考え抜くことを第一歩に、徐々に顧客志向が養われていきました。

北川:最適解という価値を提供するためには、相手目線で考えた先に「いかに人を巻き込めるか」も大事です。私たちの仕事には正解がないので、やろうと思えばどこまでもできます。しかしお客様の期待を超えるためには、独りで考え続けるのではなく、お客様・外部パートナー・社内といった人の力をフルに活用し、最適解を導き出す。先輩からは我々はプロデューサー業だともよく言われますね。

──ちなみに、ご自身が新人で経験の浅い若手の間は、顧客の人材開発・人材育成において、どのようにバリューを発揮していくのでしょうか?

天野:自分がお客様の若手に最も近い存在だからこそ、若手目線で課題の深掘りや施策の提案ができるんです。お客様の人事の方も年齢を重ねると「若手の価値観がわからない」「今回のコロナの影響で新入社員がどんな気持ちで過ごしているかわからない」といったお悩みをよく伺います。自分が新人や若手である間は、こうしたお悩みに対して当事者として答えられることも価値につながると実感しています。

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人生のハンドルは自分で握り、主体的にキャリアを描こう

──最後に、読んでいる学生に一言、キャリアや就活についてのアドバイスをお願いします。

天野:社会に出るとき、自分の人生のハンドルを握るのは自分自身で、親も友達も責任を取ることはできません。なので、あまり周囲の意見に左右され過ぎずに、せっかくの機会だと捉えて自分の人生に向き合ってみて欲しいです。どんな結果であれ、自分が真剣に考えて出した結論であれば、ご自身で「正解にしていこう」と思えるようになると思います。

また、どんな経験も自分の人生の糧になるので、たとえ苦労や失敗を経験したとしても、「そこから何が学べるか?」「この経験があることで何か自分にとってプラスになっていないか?」などと捉え方を変えてみる。ぜひ主体的に自分の人生を考えていってください。

北川: コロナ禍の今がまさにそうですが、どんな会社でも何かをきっかけに経営方針や事業内容、働き方も大きく変わっていきます。そこで大事になるのは、キャリアを会社に依存するのではなく、自分で描いていくことだと思います。「自分はどんな会社でどんな仕事ができれば、イキイキと働けるのか?」を考え続けて、イキイキと生きる道を自分でつくっていって下さい!

編集部:今回は、ファーストキャリア社で活躍する若手二人にお話を伺いました。二人も当初そうであったように、「人・組織の支援」をしたい人の多くは、人材業界の中でもキャリアアドバイザーの立場など、自分に身近な個人への支援につい目を向けがちです。

しかし灯台下暗しで、視野を広げてみると、実は業界内のすぐ隣に二人のやりたいことはありました。皆さんも自分の軸と目的を持って、今見ている企業や領域の周辺を開拓してみてはいかがでしょうか。

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話し手

天野佑里

天野佑里

株式会社ファーストキャリア 営業本部リーダー
青山学院大学 国際政治経済学部卒業後、2016年に株式会社ファーストキャリアに新卒入社。これまでに不動産・インフラ業界などの大手企業を担当し、若手育成体系やキャリア教育のプロジェクトに数多く携わる。自身でもキャリアカウンセラーの資格を取得。4年目からは新卒採用リクルーターを兼任している。
北川拓海

北川拓海

株式会社ファーストキャリア 営業本部リーダー
同志社大学 文学部文化史学科卒業後、2018年に株式会社ファーストキャリアに新卒入社。大手総合商社やメーカーを中心に多くの若手育成プロジェクトに関わっている。2019年には社内最速で新入社員育成担当を任せられ、後輩育成にも従事。現在は、社内の入社後の受け入れプロセス設計や、採用リクルーターとしても活動している。

編集

原田 奈津子

原田 奈津子

Goodfind College 編集部
慶應義塾大学経済学部卒。音楽業界、外資生命保険会社、事業開発専門のスタートアップを経てスローガン入社。学生向けキャリアアドバイザー、企業の採用支援担当を経て現職。国家資格キャリアコンサルタント。