INTERVIEW
「ゼロからのスタートではない」新規事業の魅力とは?
「1年目から新規事業に携わりたい」と考える学生の皆さん。「面白そうだけど事業が不安定そう」「残業は当たり前だろうか」「どんなスキルアップや自己成長ができるのだろう」といった疑問を抱いているのではないでしょうか。今回は、国内最大級のプラットフォームを持つ上場企業で2023年に開始した事業に注目。立ち上げに携わる2人に、「ゼロからのスタートではない」新規事業の魅力を聞きました。
【謝礼あり】読後アンケートご協力のお願い(計6問・所要時間1〜2分)
SPONSORED BY 株式会社ココナラ
話し手
鎌田 亮
株式会社ココナラ
リクルーティングアドバイザー
徳永 成美
株式会社ココナラ
リクルーティングアドバイザー
SECTION 1/4
「ココナラ経済圏」実現を加速させる新規事業
⸺新規事業の立ち上げは、軌道に乗せるまで手探りで、ビジネスとしても働く環境としても不安定なイメージを持つ人もいますが、実際に携わってみていかがでしょうか。
徳永:当社の場合、「新規」といっても全くのゼロからのスタートではないので、そのイメージとは異なると思います。
今年1月にスタートした私たちの事業は、国内最大級のスキルマーケットであるココナラに出品登録する40万人のユーザーの方々を基盤として始まりました。
私はこれまでメガベンチャーから数人のスタートアップまで、様々な規模の会社で事業の立ち上げや運営に携わり、中には過酷な環境も経験しました。ココナラテックエージェントは株式会社ココナラの新規事業として、始まったばかりでありながら、事業や組織づくりにじっくりと向き合い、全力でチャレンジできる環境が整っています。
これは新規事業の環境としては稀有なことで、上場企業であるココナラとして安定した基盤があるからこそだと感じています。
鎌田:ココナラテックエージェントは、エンジニア・デザイナーを中心としたITフリーランスに向けて、企業がお願いしたい案件を紹介し、比較的長期の業務委託契約 ※1 につなげるサービスです。
現在、日本全体でエンジニアが不足しているなかで、正社員を採用できない企業も多く、「プロダクトを開発したいのにあと1人足りない」というような、IT人材の不足が深刻な課題になっています。
そうした企業の課題を「人材と案件のマッチング」という形で解決するのが私たちの運営する業務委託紹介事業であり、ココナラが目指す「個人や企業がより自由に活躍して成長できる仕組み」をつくるための事業の一つです。
※1業務委託契約:自社内で対応できない業務を外部に任せるための契約。 受託した企業・個人は、事前に取り決めた成果物を提供する。
⸺人材紹介のサービスは、多くの他社がいる競争の激しい領域かと思いますが、なぜココナラが後発でIT人材領域に参入したのでしょうか。
鎌田:私たちが掲げる「一人ひとりが『自分のストーリー』を生きていく世の中をつくる」というビジョンに向かうためです。
ココナラのミッション・ビジョン実現のためには、より多くの方にスキルマーケットとしてのココナラ(以降「スキルマーケット」)を使ってもらうのが一番いいものの、このプラットフォームだけでは出会えない方がいるのが現状です。IT人材と業務委託紹介の新規事業を行うことで、私たちが出会える個人や企業が増え、スキルマーケットに新たな価値を提供するといったシナジーが期待できるのです。
ココナラテックエージェントが始まったことで、単発の案件をスキルマーケットで副業的におこなっていたエンジニアの方は、業務委託のプロジェクトでより長期的な収入を得ることができます。反対に業務委託型で働いていた方が、スキルマーケットを使って単発型中心の働き方に調整することもできるようになりました。
また、2つのサービスの口コミや取引評価のデータは連携しているため、例えばスキルマーケットは使ったことがないけれどココナラテックエージェントは使ったことがある、というフリーランスの方にとって、評価が双方のプラットフォームに反映されることで、スキルマーケットで新規出品する際に優位になり、お取引につながる可能性が高まります。
ココナラでは、提供するサービス領域やマッチング手法の広がりを「ココナラ経済圏」と表現しています。ココナラテックエージェントは、スキルマーケット「ココナラ」とは役割が異なりますが、私たちの目指す世界観をココナラとして一気通貫で実現するための取り組みでもあります。
SECTION 2/4
働く人の「負」を本質的に解消する事業
⸺お二人は中途入社されて現在、リクルーティングアドバイザー(RA)を担っています。多くの人材会社で同じような職種があると思いますが、なぜココナラを選んだのでしょうか。
徳永:当社の戦略などを策定してきた事業部長と話した際に、その視座の高さに圧倒され、「この人と働きたい」と強く思ったのが決め手でした。
私は大学は海外でしたが、日本でサマーインターンにも参加して、約300社にエントリーしたいわゆる「就活ガチ勢」でした。新卒はメガベンチャーに就職し、今と近い領域のSES ※2 事業にキャリアアドバイザー(CA)として携わりました。その後、成長意欲の高まりから事業会社に転職し、ゼロから事業を生み出す経験もしました。
※2 SES :クライアント企業に対してエンジニアの技術力や専門スキルを提供するサービス。SESは契約で定めた期間、システム開発を支援したり、運用・保守などを受け持ったりすることで報酬を受ける。
⸺徳永さんはITエンジニア人材の領域に長く携わってきたのですね。どのようなきっかけで人材業界に興味を持ったのですか?
徳永:海外の大学を卒業して帰国した際、通勤時間帯に電車に乗ると、うつむいている人を多く見かけました。海外では多くの人がいきいきと働いている姿が印象的だったので、「日本で働く人たちはあまり元気がなさそうだな」と感じたのがきっかけでした。
「どうしたら日本で働く人々や社会に活力を与えられるだろうか」と考えた時に、今後DXにより日本のほぼ全ての企業がIT企業になると考え、その支援をするのが日本経済活性化に向けて自分が取れる最短ルートだと思い、この業界に進みました。
ココナラへの入社の決め手である上司は、業界を変えていきたいという思いを持つ人でした。私自身も長年携わってきたこの業界が「人気がない」「きつい」と思われるのが正直、悔しかったんです。
⸺鎌田さんも以前から人材業界に興味を持っていたのでしょうか?
鎌田:私は人材業界というよりも、人と相対する仕事が好きで、これまでのキャリアでは一貫して人と深く関わり、顧客満足を突き詰めてきました。新卒ではホテリエとして国内外のエグゼクティブに向けておもてなしをしていましたが、次第に数字目標を達成する仕事に挑戦したくなり、社内のウェディング事業のセールスに異動。そこから営業の仕事にのめり込みました。その後IT企業の営業職を何社か経験し、トップセールスになることができ、マネージャーも務め、人材業界に限らず経験を重ねてきました。
当社に入社したのは、ココナラを基盤として、人材不足で困っている企業とITフリーランスの方をマッチングするという新たな事業で、双方の将来や人生に関わる重要なミッションを背負うことができると感じたからです。営業の数字だけでなく社会的にも意義ある役割を担うこと、またココナラのビジョン実現に不可欠な事業に将来性を感じました。
SECTION 3/4
ココナラ初の職種で磨く、自身の希少価値
⸺実際にココナラの営業職として新卒で配属されると、どのような環境で、どのような仕事を担うことになるのでしょうか?
鎌田:ココナラテックエージェントの事業部は現在、私たちRA(営業職)とCA、エンジニアやマーケターなど、育休中の方も含めて総勢16人で構成されており、新卒で入社した方は営業職としてキャリアをスタートすることになります。なかでも新規企業開拓や新規フリーランス面談に携わる可能性が高いです。
エンジニアが不足している現在、エンジニアを採用したくてもできない企業がたくさんあります。また、より自分にあった働き方を求めてフリーランスの道に進みたいと考えるエンジニアも増えてきています。一方で、両者とも業務委託・フリーランスとしての経験が浅いと、契約締結へのハードルは高くなってしまいます。
ココナラテックエージェントの営業職は、そんな企業とフリーランスエンジニアの両者がwin-winな関係を築けるよう、双方に寄り添い、フォローしています。私たちの介在価値は、このマッチングを最大化させること。新卒の皆さんにはその最前線に立ってもらいたいですし、そこで結果が出て事業が伸びれば、事業運営の仕組み構築などの機会が創出されると思います。
実はココナラには実質、営業職が存在しませんでした。ココナラテックエージェントで初めて設けられたポジションです。そのため社内に営業ノウハウが蓄積されているわけではなく、自分で切り拓いていかなければならない環境にあります。
もちろん難易度は高いですが、会社の看板に頼るのではなく、自分の魅力で勝負し、お客様との信頼関係を築くスキルが身につくと思います。また、営業職としてのキャリアを重ねることで、ココナラ内でも希少価値を高められる可能性もあります。
⸺お二人は中途入社でこれまでたくさんの経験をされているからこそ即戦力として活躍できると思いますが、新卒が活躍できるのでしょうか?
鎌田:新卒の方のフレッシュなアイデアや力は新しい事業に必要不可欠だと考えます。事業と一緒に足並みを揃えて成長していける環境は稀ですし、新卒の方にとってやりがいのある仕事になると思います。
⸺事業の立ち上げ期となると、普段よりも仕事の負荷がかかる印象があるのですが、勤務形態や休暇取得状況などを教えていただけますか。
徳永:他社で事業の立ち上げをやっていたときに比べ、当社では働きやすさを感じています。例えば私の先々月の残業時間は10時間以下で、基本的にフレックス制で11時〜16時をコアタイムとしています。週2でリモートワークもしていますね。時間を調整して、お子さんのお迎えの時間に帰る社員もいます。
営業職では現在、育児休暇を取っている社員がいます。人数が少ない職場ですが、1人抜けても業務負担が増えないように業務の調整ができています。チームメンバーも快く送り出しており、ココナラテックエージェントに限らず全社で社員の出産や育児、その後の復職をサポートするカルチャーがあります。
SECTION 4/4
求むはオーナーシップを持つ人材
⸺実際にどのような人がココナラテックエージェントに向いていると思いますか?
鎌田:意欲的に動ける、志の高い方にはぴったりです。新しいサービスに携わりたい、どんどん挑戦してキャリアアップしたい、組織を大きくしていきたいという人にとっては、自分の成長が会社の成長につながる職場だと思います。当社のバリューに掲げる「Beyond Borders」がまさにそれを表現していますね。
ココナラのValue
Value 01 One Team, for Mission
Value 02 Beyond Borders
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成長とは、今までより大きな責任を引き受けられるようになることだ。それぞれが立場を越えて高い視座で考え、役割を越えて広い意識で行動し、自らの責任範囲を広げていくことで、成長を手にすることができる。そうした一人ひとりの成長が、ミッション達成の一番の近道だ。失敗を恐れず、様々な境界線を意思の力で乗り越えて、昨日までの自分を越えていこう。
Value 03 Fairness Mind
徳永:自分次第で何でもできる環境があり、やりたいことを会社が後押ししてくれるので、オーナーシップを持って物事に取り組める人は当社で活躍できます。
学生時代にやりたいことが見つからない人は多いと思いますが、ココナラは入社後にチャレンジできる領域が広いので、やりたいことをみつけられる可能性しかない場所だと感じます。
⸺最後に就活生にメッセージをお願いします。
鎌田:ココナラテックエージェントは1月に立ち上がったばかりの組織で、これからどんどんキャリアアップできるポジションも増えていきます。入社後、自分が新しいポストを作ることにも挑戦できるかもしれません。
営業のスペシャリスト、マネジメントの道に進むこともできますし、ココナラの全く別の部署へキャリアチェンジすることも可能です。選択肢の多い企業なので、自分次第でいろんなキャリアを歩んでいけると思います。入社後にキャリア選択ができるのは大きな魅力だと思います。
徳永:ココナラは個人の「Will」 ※3 に寄り添う企業です。キャリア形成を大切にしていて、将来どうなっていきたいのかという社員のWillを会社が全力で応援してくれます。また、個人のWillは、ココナラのミッションやバリューと掛け合わせて自ら考えて定めているため、社員一人ひとりが自らのWillを大切にしながらも、組織が同じ方向を見て働いていると感じます。これが働きやすさにつながっているのかもしれません。
社会を変えていける、影響力のある新たなサービスを一緒に盛り上げていきましょう。
※3 Will:働く動機や実現したいことといった、自身の主体的な意志
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